タイのエスニックフード『Yum Yum®』が日本初上陸！本格トムヤムクンを楽しもう

タイの本格エスニック即席麺「Yum Yum®」が2025年に日本上陸!

タイを中心に親しまれている人気の即席麺ブランド「Yum Yum®」が、2025年3月15日に日本市場に本格的に展開されることが決まりました。「Yum Yum®」は、タイの味を気軽に楽しめるエスニック食として、多くのファンに愛されています。特に本格トムヤムクンヌードルは、その香り高いスープと、モチモチとした独自の食感が特徴です。

エスニック料理への関心が高まる日本市場

エスニック料理は近年日本でも高い人気を誇っており、2023年度の国内エスニック即席麺市場は54億円に達し、2019年度と比較して163%の成長を遂げています。このような強いニーズを背景に、日本国内での「Yum Yum®」の正式な製造・販売体制が整いました。

味の素株式会社は、1972年にタイで発売を開始した「Yum Yum®」を日本に持ってくることで、エスニック料理のファン層を広げる狙いがあります。約3年間にわたって、タイからの輸入テスト販売を地道に行い、高い評価を得てきた実績を踏まえてのことです。

本場のスープとモチモチ麺の相性

「Yum Yum®」では、海老やパクチーを使った本格的なスープに、酸味や辛み、甘みが絶妙にミックスされています。このスープを最大限に活かすため、特注のモチモチとした食感の麺が開発されました。さらに、テスト販売の結果を受けて、麺の量が20gも増量され、食べごたえのある製品へと進化しています。

コロナ禍の影響を乗り越えて

「Yum Yum®」の日本展開プロジェクトは2020年4月にスタートしましたが、コロナ禍により現地への渡航が制限され、すべてのやり取りはオンラインで行われました。レシピ開発や輸入の準備は苦労の連続でしたが、最終的に本場の味わいを忠実に再現することに成功しました。

日本向けには、スープをタイから輸入し、麺を国内で作る製造体制が確立されました。このモデルによって、安定供給を実現しつつ、高品質の製品を提供することが可能となりました。

パッケージデザインや販売戦略

「Yum Yum®」のパッケージは、消費者がすぐに製品情報を理解できるようにリニューアルされています。また、ターゲットとして20〜40代の女性に注目し、エスニック料理に興味を持つ方々に向けて、全国のスーパーマーケットやECサイトでの販売を行います。

2025年初夏には、TVCMの放映も予定されており、さらなる市場拡大を目指しています。デジタル広告やキャンペーンを通じて、ブランドの認知度向上に努めるとのことです。

Yum Yum®製品情報

「Yum Yum®」は、トムヤムクンヌードルとトムヤムクンクリーミーヌードルの2種類がリリースされます。いずれも海老やパクチーを使ったエスニックなスープが特徴で、家庭で簡単に本場の味を楽しむことが可能です。食材を煮込んだエッセンスが詰まったスープと、そのスープが絡むモチモチ食感の麺の組み合わせを、ぜひ楽しんでみてください。

日本での「Yum Yum®」の展開は、エスニック料理の楽しみをさらに広げるきっかけとなることでしょう。これからの新たな味わいを期待しましょう！