EVモーターズ・ジャパン、資金調達の新たな一歩
株式会社EVモーターズ・ジャパン(以下、EVモーターズ)は、最近、株式会社アイティーファームを通じて第三者割当増資を実施し、1億500万円の資金を調達しました。この資金調達は、同社のシリーズDラウンドにおけるもので、これまでの全ラウンドでの資金調達総額は約66.6億円に達しています。今回の資金調達が今後の事業展開にどのように寄与するのか、関心が高まっています。
資金調達の背景
EVモーターズは、商用EV市場における需要に応えるため、いくつかの重要な項目に資金を充てる予定です。具体的には、受注をいただいた車両の仕入資金や、現在建設を進めている商用EVの最終組み立て工場の二期工事への投資が含まれます。また、EV市場の変化に対応した試作車両やデモ車の開発費、さらには組織体制の強化といった面でも資金を活用していきます。
環境への貢献と事業の展望
EVモーターズは、強固な商用EVの量産体制を構築することで、環境エネルギーの推進とゼロエミッション社会の実現に努めています。今回の資金調達を通じて、車両ラインナップの拡充や研究開発が進むことが期待されています。
出資者の声
今回の資金調達のために出資したアイティーファームの春日伸弥氏は、同社が25年以上にわたって革新技術に焦点を当てたベンチャーキャピタルであることを強調し、前回のシリーズCに続く追加出資の意義について語りました。春日氏は、EVモーターズが商用EVの分野で提供する価値や実績の成長を高く評価し、その成長を支援していく意向を示しました。また、同社のグローバルネットワークを通じて、EVモーターズのサプライチェーンの強化や販路拡大も視野に入れています。
会社概要
EVモーターズは、2019年4月に設立され、福岡県北九州市に本社を構え、代表取締役社長には佐藤裕之氏が就任しています。資本金は6,675,200,000円(2024年9月30日現在)、主な事業内容には、電気自動車や充電設備の販売・メンテナンス、自動運転バスの開発、EVのリースやレンタル事業、再生可能エネルギーを活用した蓄電池事業などが含まれています。
公式HPやお問い合わせフォームも用意されており、最新の情報はウェブサイト上で確認できます。
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