味の素冷凍食品が業務の効率化を実現、CCH Tagetik導入の成果とは
味の素冷凍食品株式会社は、ウォルターズ・クルワーが提供するCCH Tagetik Intelligent Platformを導入することで、財務業務の大幅な効率化に成功しました。特に予算管理業務の時間を88%も削減し、損益レポートを即日で作成できるようになりました。この変革により、同社は予算作成の効率化と業務の柔軟な対応が可能になりました。
CCH Tagetikの導入背景
急速に変化するビジネス環境や業務の複雑化に直面していた味の素冷凍食品。従来のIT基盤であったExcelベースの業務プロセスから脱却し、管理会計や予算・実績に関するプロセスの高度化を図るため、CCH Tagetikを選定しました。このプラットフォームの導入により、予算作成の時間を年間でなんと120時間も削減し、予算比較に関する深い分析に時間を充てられるようになりました。
ウォルターズ・クルワーのCCH Tagetik 日本のマネージングディレクターである箕輪久美子氏は、同プラットフォームが年次予算計画と月次業績追跡の両方をサポートすることを強調しています。これにより味の素冷凍食品は重要な意思決定をサポートする質の高いレポート提供が可能になったとされています。
導入による具体的な成果
CCH Tagetikの導入によって、味の素冷凍食品は数々の成果を上げています。以下は具体的な実績です。
- - 年間予算策定時間を120時間削減
- - 予実管理の自動化により業務時間を88%削減
- - 損益レポートの即日化に成功
- - 販売や利益の進捗をさまざまな観点から可視化
これらの成果により、営業、開発、製造部門はデータに基づいた柔軟な意思決定ができるようになり、キーアカウント事業部の新設を含む組織変更にも迅速に対応できるようになりました。
今後の展望
味の素冷凍食品の経営企画部 プロジェクトマネージャーである川﨑英明氏は、CCH Tagetikを利用することで各部門のデータに基づく行動と意思決定が促進されていることを明かしています。
今後は、ウォルターズ・クルワーおよびCCH Tagetikのシステムを導入したTIS株式会社と共に、海外事業や親会社向けのレポーティング強化に向けた取り組みを予定しています。
味の素冷凍食品は、業務のデジタル化を進めることで、今後もさらなる成長を目指すでしょう。
会社概要
味の素冷凍食品株式会社は1970年に設立され、冷凍食品業界において高品質な製品を提供してきたリーダー企業です。約5,000名の従業員を抱え、革新と顧客満足を追求しています。
ウォルターズ・クルワーとは
ウォルターズ・クルワーは、医療、税務・会計、ガバナンスなどさまざまな分野において専門情報を提供するグローバルリーダー企業です。2024年には59億ユーロの年間売上高を計上し、顧客に対して重要な意思決定を支えるソリューションを提供しています。
詳細は、公式WebサイトやSNSでご確認ください。
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