アスリートのための新たな感染症対策プロジェクトが始動
アース製薬株式会社は、国士舘大学と株式会社McCain Advisoryと連携し、アスリートの感染対策を目的とした実証プロジェクトを新たに始めました。このプロジェクトでは、革新的な酸化制御技術であるMA-T®を採用し、主に剣道部の身体の洗浄と防具の消臭を行っています。
MA-T技術の紹介
MA-T(Matching Transformation System®)は、日本初の酸化制御技術で、必要な時に必要な量の水性ラジカルを安定的に発生させることができ、非常に高い除菌や消臭性能を持っています。この技術は、医療、介護、食品衛生、宿泊施設などの分野での実績があり、特にスポーツにおける感染管理という新たな分野でも注目されています。
プロジェクトの目的
本プロジェクトは、アスリートが衛生的な不安を抱えることなく、競技に全力を注げる未来を作ることを目指しています。具体的には、剣道部の「小手」などの道具をMA-T溶液で洗浄し、これまで蓄積された臭いの軽減を目指します。
臭気の改善と心理的障壁の回避
先行モデルとして、4年間使われた剣道部の「小手」をMA-T溶液に漬け込み洗浄しました。この結果、皮膚感染や臭いの原因菌であるマイクロコッカス菌やモラクセラ菌を抑制し、特有の臭気を劇的に低下させることに成功しました。
さらに、実験に参加した学生の中には、これまで諦めていた臭いが消えたことに驚きを隠せない声がありました。「小手の臭いを気にせずに練習後の行動に移れるようになった」という感想は、伝統的な武道を支えるアスリートにとって大きな心理的解放となると同時に、キャンパスライフの質を向上させる結果に繋がるでしょう。
次世代の衛生管理モデル
このプロジェクトは、単なる道具の洗浄に留まらず、「個人・施設・用具」という三位一体の衛生管理モデルを構築しています。これにより、アスリートの周囲の環境を徹底的に管理し、安全な競技環境を提供します。
- - 個人管理: 練習後の手指・全身の洗浄を徹底し、個々の衛生観念を向上。
- - 施設管理: 道場やロッカールーム、浴室など、菌の温床となる施設を徹底管理します。
- - 用具管理: 洗浄が難しい剣道防具や道着にMA-T技術を適用し、高機能かつ安全な洗浄を行います。
教授 鈴木桂治氏の見解
国士舘大学の鈴木教授は、武道の現場では常に目に見えない病原体との闘いであると指摘し、湿度の高い道場や共有の防具が感染の温床になりやすいことを強調しています。感染が広がると選手は練習制限や大会欠場が余儀なくされ、競技人生に大きな影響を与える可能性があります。
本プロジェクトは、こうした衛生管理の不備によるチャンスの損失を、このMA-T技術によって解決することを目指しています。私たちは、今後この知見を他の競技や大学スポーツ、中高生の部活動にも展開し、より多くのアスリートの健康と競技の質を高めることを目指します。
まとめ
アース製薬のMA-T技術を活用したこの新プロジェクトは、アスリートにとっての感染症対策と衛生管理の新たな指標となるでしょう。これにより、アスリートたちがより安心して競技に取り組める環境が整います。この取り組みが、スポーツ界全体に広がり、多くの人々が恵まれた環境で競技に励むことができる未来を期待しています。