デジタルキューブとプロネクサスが業務提携
株式会社デジタルキューブ(以下、デジタルキューブ)は、株式会社プロネクサス(以下、プロネクサス)との業務提携を発表しました。この提携は、企業のIPO(新規株式公開)支援を一層強化することを目的としています。特に、上場準備におけるタスク管理をより円滑に進めるための体制が整えられました。
提携の背景と目的
デジタルキューブは、クラウドサービス「FinanScope(ファイナンスコープ)」を提供しており、上場を希望する企業に対して、必要な業務を可視化し管理するためのツールを展開しています。このサービスは、投資家や市場に対する適切な開示を行うための準備を効率化することに寄与しており、特にIPO準備の段階で効果を発揮します。
プロネクサスは、上場企業に対して必要な開示書類の支援システム「PRONEXUS WORKS」を展開しており、今回の提携により、上場準備企業が直面する多くのタスクに関する効率的なサポートが期待されています。これにより、両社は一貫した支援体制を構築し、ターゲット企業に対して包括的なサービスを提供できるようになります。
今後の取り組み
両社はこの良好な関係を基に、以下のような取り組みを進める検討をしています。
- - 相互の顧客へのソリューション紹介
- - 両社の技術を活用した新しいサービスの共同開発
これにより、スタートアップ企業や新興企業に対するIPO支援の幅を広げ、より質の高いサービス提供を目指す方向性を見せています。これは、企業が上場を果たすために必要な各段階において、両社のノウハウを最大限に活用することにつながります。
プロネクサスのコメント
プロネクサスの執行役員、島田祐司氏は、「上場準備企業にとって、開示書類作成支援は極めて重要であり、その前段階には規程の策定や内部統制の構築が求められます。デジタルキューブのFinanScopeは、上場準備企業のニーズに対する最適な道具だと確信しており、業務提携により、このプロセスをさらに効率化できることを期待しています」と述べています。
デジタルキューブの概要
デジタルキューブは、2006年の設立以来、WordPressを核にしたプロダクト開発を進め、多くのクライアントに対してホスティングサービスを展開してきました。5,600以上のアクティブなウェブサイトの運用・管理を手掛けており、様々な業種の企業から信頼を受けています。
総括
両社の提携により、ITとIPO支援のシナジーが生まれることは、多くの企業にとって大きなメリットとなるでしょう。デジタルキューブとプロネクサスの連携が、今後のIPO業界における業務のデジタル化と効率化に寄与することが期待されます。