カオピーズ、グローバル戦略を加速させる新会社設立
カオピーズは2025年8月に新しい会社「カオピーズグローバル」を設立しました。同社は、国際市場での事業拡大を加速することを目的としており、グループとしては6社目となる新会社です。この新事業は、英語圏の海外市場をターゲットとしてうって出る重要な役割を果たすと期待されています。特に、この新たな子会社は2030年までのグローバルビジョンの実現に向けて、AI開発やクラウドソリューション、オフショア開発サービスを中心として展開していく方針です。
また、シンガポールや香港、オーストラリアを含む主要な市場においてパートナーシップの構築を積極的に進めるとのことです。これにより、カオピーズはさらなる成長を目指していきます。
リーダーの任命について
2025年9月23日、カオピーズ本社で行われたセレモニーにおいて、グエン・コン・タイン氏が「カオピーズグローバル」の初代ディレクターに任命されました。この任命式では、カオピーズホールディングスCEOのレ・ヴァン・ホアン氏が出席し、タイン氏が持つ豊富な経験と実績を強調しました。彼は今後、国際市場における事業運営や戦略立案を統括し、カオピーズのブランドを世界に広める重要な役割を果たします。
グエン・コン・タイン氏の経歴
タイン氏は日本の九州大学を卒業後、カオピーズに入社し、6年以上にわたり成長を支えてきました。特に2020年から2025年の間には、カオピーズソリューションズの副ディレクターとして、同社の基盤を強固にするのに貢献しました。彼はカオピーズを年間150%以上の成長率へ導き、AI-OCR技術を活用した教育ソリューション「Kaopiz OCR」の成功も手掛けてきました。このプロダクトはベトナム国内で名誉ある「Make in Vietnam賞」を受賞し、同社のAI技術力が広く認知されるきっかけとなりました。
未来への希望と期待
グエン・コン・タイン氏はカオピーズグローバルでの新たな役割において、これまでの経験と国際的な視点を活かし、企業の成長を加速させることが期待されています。彼は他のメンバーと協力し、カオピーズグループ全体の持続可能な発展や国際競争力の強化に寄与していく予定です。
カオピーズは今後もAI、クラウド、DX推進、オフショア開発を通じて、世界中のクライアント企業に高品質なソリューションを提供し続けると予告しています。新たに立ち上がった「カオピーズグローバル」がどのような挑戦を経て成長していくのか、ますます目が離せません。
会社概要
- - 会社名: 株式会社カオピーズ
- - 所在地: 東京都豊島区南池袋3-8-8 THE CORNER 池袋3F
- - 設立: 2014年9月29日(ハノイ本社)
- - 代表取締役: TRINH CONG HUAN(チン・コン・フアン)
- - 従業員数: 700名(2025年10月現在/グループ全体)
- - 事業内容: 技術コンサルティング、新規開発、サーバー移行、AIソリューション、研究開発
- - Webサイト: カオピーズ公式サイト
- - お問い合わせ: こちらから
この度の新会社設立を心よりお祝い申し上げます。