レオス・キャピタルワークス、運用資産残高が1.5兆円を突破
2025年10月8日、レオス・キャピタルワークス株式会社は、運用資産残高が概算で1兆5000億円を超えたことを発表しました。同社は、SBIレオスひふみ株式会社の傘下に属しており、特に投資信託「ひふみ」シリーズの運用と販売を手掛けています。
1兆5,000億円突破の背景
レオス・キャピタルワークスは2003年に設立されて以来、常に「資本市場を通じて社会に貢献する」という理念を掲げ、多様な顧客ニーズに応じた金融サービスを提供してきました。「ひふみ」シリーズは特に人気が高く、現在推計約100万人の顧客が利用しています。この成長は、金融に関する知識が不足している一人ひとりが資産を形成できるように支援する「ファイナンシャル・インクルージョン」の理念を実現するための結果とも言えます。
社長からのメッセージ
同社の代表取締役社長、藤野英人氏は、運用資産が1.5兆円を達成したことについて感謝の気持ちを表し、顧客や販売パートナーへの感謝の念を忘れない姿勢を示しました。社名の「レオス」は古代ギリシャ語で「流れ」を意味し、資産の流れを生み出す工房でありたいという願いが込められていると語ります。経済情勢が変わる中で、真摯に資産形成を支える運用を行いつつ、顧客の信頼に応えていく所存です。
今後の展望
現在、レオス・キャピタルワークスは運用資産の再構築を進めており、新たな投資信託の商品開発や情報発信にも力を入れています。多様化した投資スタイルに応えるため、時代に即した柔軟な運用戦略を実現しています。投資信託市場は今後も拡大し続けると予測されるため、同社の取り組みはさらなる飛躍に繋がることでしょう。
結論
レオス・キャピタルワークスの運用資産残高が1.5兆円を突破したことは、同社が市場において如何に信頼されているかを示す重要な指標です。今後も、金融サービスの普及を目指し、顧客の信頼に応える姿勢を貫くことで、多くの人々に資産形成の手助けを行っていくことが期待されています。