株式会社ストラテジックキャピタルからの株主提案とは
株式会社ストラテジックキャピタル(以下「SC」)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下「ガンホー」)に対し、株主提案を行ったことを公表しました。この提案は、来る3月に開催されるガンホーの定時株主総会に向けたもので、提案の詳細は特集サイト(
こちら)に掲載されています。SCは、ガンホーの株式を約9%保有しており、同社の経営状況に対する懸念を示しています。
提案された議題の内容
SCが提案している議題は以下の6つです。
1.
自己株式取得の件:ガンホーの大株主である孫泰蔵氏が保有する全株式の取得について。
2.
剰余金処分の件:846億円に達する現預金の20%に相当する剰余金を1株当たり311円の配当として支払う。
3.
定款変更:剰余金の分配決定に株主総会の決議を求める変更。
4.
取締役会議長の選任:取締役会議長を社外取締役から選任する変更。
5.
取締役会長の選任:取締役会長を社外取締役から選任する変更。
6.
タイトル別売上げの開示:重要なゲームタイトルの売上高を原則として開示するように定款を変更すること。
これらの提案は、ガンホーの経営体制や株主の利益向上を目指しています。
提案の背景
SCが株主提案を行う理由は、ガンホーの経営状態に対する深刻な懸念を反映したものです。具体的には、過去10年間にわたる株価の低迷と業績の悪化が挙げられます。特に、ガンホーは「パズドラ」の成功以降、次のヒット作を生み出せずにおり、現状は「一発屋」として評価されています。このような状況の中、企業の資本効率が悪化し、株主価値が損なわれていると指摘されています。
また、批判されているのはガンホーの経営陣が、失敗作の開発に巨額の投資を行いながら、その収益につながる成果が得られていない点です。また、情報公開の不足により、株主たちは経営の成果について判断が難しい状況にあります。特に、孫泰蔵氏の株主としての振る舞いが、経営陣への監視を弱体化させているとの声もあります。
現在の課題と展望
ガンホーは、経営体制を見直す必要性が高まっている中で、各議案はその手助けとなることが期待されます。これにより、株主が不安に感じている点を解消し、企業価値を向上させることを目的としています。
SCの提案は、ガンホーが抱える問題を解決するための重要なステップとなるかもしれません。株主提案は、企業経営における株主の権利行使の一環であり、経営陣の判断が果たして株主利益に資するのか、今後の展開が注目されます。
各議案の詳細については、
ここにアクセスすることで確認できます。SCの提案がどのようにガンホーの未来を変えるのか、その行方に注目です。
以上、株式会社ストラテジックキャピタルの株主提案を基にした記事でした。