2026年1月の収益物件市場動向
健美家株式会社によると、2026年1月期の「収益物件 市場動向マンスリーレポート」が公開され、全国平均価格が前月比でマイナスに転じました。
このレポートは、健美家に登録された住宅系収益不動産のデータを基にしており、区分マンション、一棟アパート、一棟マンションの3つの種別について分析が行われています。3種別ともに、12月期と比較して全国平均価格が下落したことが報告されていますが、前年比では依然として上昇傾向を示しています。
区分マンション市場の状況
2026年1月期の区分マンションの全国平均価格は2,577万円となり、前月比で8.32%の下落を記録しました。ただし、前年同月比ではプラスの18.32%と、増加傾向が続いています。利回りは全国平均で6.75%、前月比で0.23ポイント、前年同月比で0.08ポイントの上昇がみられました。
地域別に見ると、特に北海道が30.54%の大きな下落を見せ、首都圏も7.64%の減少を記録しています。一方、中国・四国地域は20.44%の増加で注目を浴びました。
一棟アパートの動向
一棟アパート市場において、全国平均価格は9,076万円で、前月比では微減の1.83%。しかし、前年同月比では18.08%の上昇を示しています。利回りは8.05%で、前月比では若干の増加がありました。
ここでも地域差が大きく、信州・北陸の21.10%の下落は特筆に値します。逆に、東海、関西、中国・四国は上昇を記録しました。
一棟マンションの市場状況
一棟マンション市場でも全国平均価格が20,100万円で、前月比では2.20%の下落となりました。しかし、前年同月比で10.84%の上昇を維持しています。利回りは7.45%で、前月比の増加が見られました。
首都圏が好調なのに対し、それ以外の地域では下落が目立ち、特に信州・北陸では31.94%の大幅減。利回りについては、地域ごとに異なる状況が見られました。
まとめ
2026年1月期の市場データは、収益物件の価格が前月比でマイナスに転じる一方、前年同月比では上昇が続くという興味深い結果となりました。健美家株式会社は、こうしたデータを通じて不動産投資家がデータに基づいて納得感のある判断をできるよう、詳細な分析を続けていく方針です。このレポートは、投資を考える人々にとって役立つ情報源となるでしょう。