宇宙事業に業務提携
2025-10-28 14:04:33

Kick Space TechnologiesとFusicが宇宙事業での業務提携を締結

宇宙産業に革新をもたらす新たな提携



福岡を拠点とするKick Space Technologies株式会社が、同じく福岡に本社を置く株式会社Fusicとの業務提携を発表しました。この提携により、両社は宇宙事業開発において相互に支援し合い、新しい価値を創造することを目指しています。

ご紹介:Kick Space TechnologiesとFusic


Kick Space Technologiesは、九州工業大学発の宇宙スタートアップで、超小型人工衛星に関するミッションの検討から設計、開発、運用までの一貫したサービスを提供しています。一方、Fusicはクラウド、AI、IoTなどの先端技術分野で高い専門性を持つ企業で、システム開発および技術コンサルティングを行っています。

業務提携の背景


Kick Space Technologiesは、約30機の超小型人工衛星の開発実績を元に、九州から宇宙の新たなフロンティアを切り開くことを目指しています。Fusicとの連携により、クラウドとAIの力を取り入れ、衛星開発の周辺産業とのサプライチェーンの構築を促進します。

提携の具体的な内容


今回の業務提携では、以下のような協力体制が整えられています。
  • - Kick Space Technologies:超小型人工衛星のハードとソフトの開発、さらには運用に関するノウハウを提供。
  • - Fusic:クラウド技術やAI、IoTに関する専門知識を持ち寄り、衛星データ解析や基盤の構築を支援。

両社はそれぞれの技術力を組み合わせ、衛星開発における情報交換や営業活動を共同で行い、宇宙産業の更なる成長を図ります。

各社の意気込み


業務提携についてFusicの取締役副社長、濱﨑陽一郎氏は、「Kick Space Technologiesとのパートナーシップを非常に嬉しく思う。この提携を通じて、日本の宇宙産業の発展を支援したい」とコメント。一方で、Kick Space TechnologiesのCEO、佐藤凜氏は「Fusicの先端技術と私たちの経験を融合させることで、新たな宇宙システムの可能性を切り開けると確信している」と語りました。

今後の展望


Kick Space TechnologiesとFusicが手を組むことで、九州・福岡地域から宇宙事業がさらに活発化することが期待されます。この協力体制は、地元の産業にもポジティブな影響を与え、九州が宇宙開発の拠点としての地位を確立するための手助けとなるでしょう。

今後も二社がどのように連携し、宇宙産業においてどのような新たな挑戦を行っていくのか、目が離せません。


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会社情報

会社名
キックスペーステクノロジーズ株式会社
住所
福岡県北九州市戸畑区仙水町1-1
電話番号

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