REBOOST(リブースト) — 新たな可能性を引き出す自己理解プログラム
日本の株式会社ミズカラが展開する体験型自己理解プログラム「REBOOST」は、心理学と認知科学を基盤にした新しい試みとして注目を集めています。最近、このプログラムに、名古屋大学大学院情報学研究科の川合伸幸教授が新たにサービスの監修者として関わることになりました。これにより、プログラムの信頼性と科学的基盤が一層強化されることが期待されています。
川合伸幸教授の専門性
川合教授は、認知科学や実験心理学を専門とし、多くの研究で学習や記憶、注意、情動などを探求してきた実績があります。特に、自己効力感理論—アルバート・バンドューラによって提唱された概念—の研究においても多くの成果をあげています。彼の知見をプログラムに取り入れることは、参加者にとって大きな利点となるでしょう。
川合教授は、「REBOOST」のプログラムを18時間にわたり観察し、参加者が夢中で自分を取り戻す過程が、心理学や認知科学に基づいていることを強調しました。この経験から、自己効力感を高めるための方法がしっかりと設計されていることが分かったと述べています。
REBOOSTの特長
「REBOOST」は、2日間にわたる体験型プログラムで、自己の過去を振り返り、他者とのコミュニケーションを通じて自己開示を行います。多くの人が固定観念や社会的な役割に縛られ、自分の可能性を狭めてしまう中、REBOOSTはそれを打破する手助けをします。参加者は、自分を束縛している信念に気づき、過去の経験を整理して新しい信念を構築していくのです。
このプロセスは、外的な評価や立場に左右されず、自分らしさを再発見するための基盤を提供します。一緒に行うグループワークや体験型のアクティビティは、参加者同士の絆を深める助けにもなります。
今後の展望
ミズカラは、川合教授との協力関係を通じて、REBOOSTの効果をデータとして検証し、国内外に広めていく意向を示しています。自己効力感の向上に関する実証的データを収集し、それを根拠としたプログラムとして位置づけることで、新しい自己理解のスタンダードを創出することを目指しています。
株式会社ミズカラの概要
株式会社ミズカラは、「すべての人に可能性がある」という理念のもと、個人向けのキャリアコーチングや法人向けの組織コーチングを中心に、様々なサービスを提供しています。仕事に対する満足度を向上させるため、自己開発や創発型組織開発に関するプログラムを展開。参加する誰もが自分のGOALを見出し、未来を創造していけるようサポートしています。
「REBOOST」の詳細やその他のサービスについては、公式ウェブサイトをご覧ください。自分を再発見し、新たな可能性を切り開く旅に、一歩踏み出してみるのはいかがでしょうか。