藤野厳九郎生誕150周年記念シンポジウムについて
2024年1月23日(木)、あわら市にて日中共同シンポジウム「魯迅『藤野先生』と近代小説の神髄」が開催されます。このシンポジウムは、藤野厳九郎の生誕150周年を祝う特別なイベントとして位置付けられており、中でも中国文学の傑作『藤野先生』に焦点を当て、日中間の文化交流の深いつながりを探求する貴重な場です。
イベントの概要
シンポジウムは午後1時30分からスタートし、国内外から集まる著名な専門家たちによる講演やパネルディスカッションが行われます。特に、藤野厳九郎と魯迅の間に築かれた師弟愛は、現在の多文化共生の意識を新たにするための重要なテーマとなっています。この関係性は、ただの師弟を超えた深い絆を象徴したものとして今も輝きを放っています。
タイムテーブル
- - 13:30~14:00: 講演(発表者:黄愛華氏、北京魯迅博物館『魯迅研究月刊』編集者)
- - 14:00~15:30: 公開シンポジウム「藤野先生」と世界観認識の転換
- 司会: 相沢毅彦氏(早稲田大学高等学院教諭)
- パネリスト: 李勇華氏、藤共生氏、周非氏
- - 15:45~16:45: 講演(講師:田中実氏、都留文科大学名誉教授)
- - 16:45~17:00: 閉会
このシンポジウムでは、文学的価値を再評価するだけでなく、現代における文化交流の意義についても考察し、多文化共生に向けた新たな知見を得ることが期待されています。学生や教育関係者にとって、新しい視点から学び、多くの感動を得る機会です。
申し込み方法
参加を希望される方は、1月17日(金)までに申し込みが必要です。申込フォームまたはお電話で受け付けており、定員は50名(先着順)となっていますので、お早めにお申し込みください。参加費は無料となっており、文化交流を促進する絶好の場として、多くの人々に参加していただきたいところです。
あわら市の魅力
福井県のあわら市は、北陸有数の温泉地であると同時に、豊かな文化と歴史を持つ特別な場所です。あわら温泉は140年以上の歴史を誇り、「関西の奥座敷」とも称され、多くの観光客に親しまれています。新鮮な地元の食材を楽しむグルメや、美しい自然に囲まれた風景は訪れる人々の心を癒します。イベントを楽しみながら、この地域の魅力にも触れてみてください。あわら市での素敵な時間をお過ごしください。