Vasco Translator E1の特徴と魅力
ポーランド・クラクフを拠点とするVasco Electronicsが、2025年4月15日に新型AI翻訳機「Vasco Translator E1」を発売します。これは、スタイリッシュで使いやすいイヤホン型のウェアラブルデバイスであり、リアルタイムで音声を認識しながら翻訳を行うことができるのが特徴です。特に旅行やビジネスシーンでのコミュニケーションを円滑にするための強力なツールとなっています。
2つのモードで会話がスムーズに
Vasco Translator E1には、ユーザーのニーズに応じた2つの会話モードが備わっています。プライバシーを重視したい場合は、「イヤホンモード」を使用して、デバイスを装着した者同士で会話を行います。緊急時に翻訳が必要な時は、「スピーカーモード」に切り替えることで、自分だけがイヤホンを装着し、相手は専用のモバイルアプリを使ってコミュニケーションを行うことができます。このように、臨機応変に対応できる機能があるのは大きな利点です。
グループ会話にも対応
また、このイヤホン型翻訳機は最大10名、10言語でのグループ会話にも対応しています。それぞれ異なる言語を話す参加者が、モバイルアプリを通じて同時に接続することで、一度に10人がコミュニケーションを行うことが可能となります。全員が自分の母国語で話しながら、他の参加者の発言をイヤホンを通してリアルタイムに聞くことができるため、多国籍なビジネスミーティングや旅行の場面においても便利です。
対応言語と精度
Vasco Translator E1は、51の言語に対応しており、特に英語についてはアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、地域ごとのアクセントにも対応しています。これにより、より正確な翻訳が可能になっています。
Vasco Translator V4との互換性
この新型翻訳機は、既存の携帯翻訳機「Vasco Translator V4」との互換性も持っています。Vasco Translator V4と接続すると、翻訳に必要なデータ通信が生涯無料で使用できるため、コストパフォーマンスも抜群です。また、対応言語数も64言語に拡大されます。
発売および販売チャネル
Vasco Translator E1の発売は、2025年4月15日から日本国内で始まります。第一弾として「Makuake」でクラウドファンディング形式での受注が行われ、その後、Vasco ElectronicsのブランドサイトやAmazonなどのECサイトでも販売が開始される予定です。
製品概要
- - 製品名: Vasco Translator E1
- - 価格: 49,500円(税込)
- - カラー: 全1色(ブラック)
- - サイズ: 46 x 57 x 25 mm(ケース入り)
- - 重量: 12.5g(片耳イヤホン)
- - 生産国: ポーランド
- - 対応言語数: 51言語(音声翻訳)
- - 公式サイト: Vasco公式サイト
Vasco Electronicsとは
Vasco Electronicsは2008年に設立されてから、電子翻訳機の開発・設計・製造を手がけ、多くの個人顧客とB2Bセクターにサービスを提供しています。同社の製品は、観光やビジネスで海外へ渡航する際に役立つだけでなく、民間企業や公共機関にも利用されており、販路を拡大しています。特に、ヨーロッパ諸国やアメリカ、中東、アジアを中心に、市場シェアを増やしていることが特徴です。
新たなコミュニケーションツールとして、Vasco Translator E1は、私たちの旅行やビジネスをさらに豊かにしてくれることでしょう。