収量向上の新品種「スック」
2023-01-31 10:00:01

久留米原種育成会が革新!収量向上の新品種「スック」発表

久留米原種育成会が発表した新品種



きゅうり種子の開発を手掛ける「久留米原種育成会」が、収量と安定性に優れた新しい品種「スック」を発表しました。この新品種は、主枝の雌花が連続して着果する特性から、高い収穫量が期待されています。特に、長期間にわたり美しい果実を収穫することができるという点が、生産者たちにとって大きな魅力となるでしょう。

「スック」の特長



「スック」は、節成性が高く、主枝の雌花が連続して着果します。これにより、収穫量の大幅な向上が見込まれます。また、果形と分枝性も安定しており、農家での栽培が非常に効率的に行える点が大きな利点です。長期間にわたり、質の高い果実を収穫できるため、市場での競争力も高まるでしょう。

適応作型と耐病性



「スック」は、以下の作型に適しています:
  • - 抑制(8~9月定植)
  • - 半促成(2~3月定植)
  • - 雨よけ(4~6月定植)

さらに、うどんこ病や褐斑病、べと病に強い複合耐病性を持つため、農業生産者が抱える病害のリスクを軽減します。このことにより、持続可能な農業が促進され、安定した収穫が期待できるでしょう。

販売情報



「スック」は、以下の価格で販売されています(全て税込):
  • - 100粒詰め:3,677円
  • - 350粒詰め:12,451円

もう一つの新品種「クロスター」



同時に発表されたのが「クロスター」という品種です。この品種は、特に暑い時期の定植にも耐えられるように開発されています。長期間にわたって収穫が可能で、作の後半に樹勢が低下することを避けたい生産者に最適です。

クロスターの適応作型と耐病性



「クロスター」は以下の作型に適しています:
  • - 普通露地(5~7月定植)
  • - 露地抑制(7~8月定植)

また、炭疽病やうどんこ病、ズッキー黄斑ニモザイクウイルスに耐性を持っており、さまざまな病害から作物を保護します。販価格は以下の通りです。
  • - 100粒詰め:3,976円
  • - 350粒詰め:13,467円

お知らせ



久留米原種育成会は、これらの新品種に関する詳細な情報や栽培ポイントをYouTubeで紹介しています。いつでもどこでも視聴できるため、特に農家の方には必見の内容です。こちらからご覧いただけます:久留米原種育成会公式YouTube

発売日とお問い合わせ



両品種は2023年2月1日に発売を開始しました。興味のある方は、以下のリンクから商品を購入できます:

お問合せは以下の連絡先まで:
Tel: 0942-27-3038
Fax: 0942-26-3235
販売元:久育種苗株式会社
住所:〒830-0064福岡県久留米市荒木町藤田1413-2
公式HP: 久留米原種育成会公式サイト

会社情報

会社名
株式会社久留米原種育成会
住所
福岡県久留米市荒木町藤田1422-1
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。