二国間クレジット制度を活用した新たなREDD+プロジェクトへの挑戦

二国間クレジット制度を利用した新規REDD+プロジェクトへの参加者募集



三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(以下、MUFGリサーチ)が、森林保全と持続可能な開発に向けた新たな一歩を踏み出すため、現地調査実施者の募集を開始しました。このプロジェクトは、林野庁の委託を受け、REDD+(レッドプラス)や植林活動を活用した二国間クレジット制度の下での新規案件の形成を目的としています。

事業概要



林野庁の取り組みは、国際的な環境保護に対するコミットメントであり、特にパリ協定に基づいた途上国の森林減少に起因する温室効果ガスの排出削減を目指しています。REDD+は、これらの森林減少・劣化に対する具体的なアプローチとして重要視されており、法律やガイドラインが整備されています。MUFGリサーチは、カンボジア及びラオス政府と協力しながら、こうした活動を推進しており、その成果として令和5年12月にはカンボジアにおいてREDD+プロジェクトからクレジットが発行されました。

現在、MUFGリサーチはJCM(Joint Crediting Mechanism)森林分野のガイドラインを刷新する活動にも取り組んでおり、これにより国際的な協力を強化し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与することを目指しています。

募集要項



今回は、令和4年度から6年度に引き続き、具体的なプロジェクト形成を目的とした現地調査の実施者を募集します。この現地調査では、途上国政府のニーズを考慮しながら、プロジェクトの対象地や活動内容、実現可能性、期待されるクレジット量など多角的に評価することが求められています。

募集期間


応募の期間は、2025年4月28日(月)から2025年5月30日(金)17時まで。応募の際は、必要な書類を整えて提出する必要があります。

応募書類と提出先


公募要領に従い、必要な提案書を整えたうえで、メールでの提出が求められます。具体的な応募様式や提案書のフォーマットについては、公式ウェブサイトからダウンロード可能です。

  • - 提出先: JCM森林プロジェクト現地調査事務局
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2オランダヒルズ森タワー
三菱UFJリサーチ&コンサルティング
E-mail:[email protected]

なぜ今REDD+プロジェクトなのか



森林の保全は、地球温暖化や生物多様性の維持において極めて重要な役割を担っています。そのため、これらの国際的なプロジェクトに参加することは、自国の環境保護だけでなく世界全体の持続可能な成長に寄与することになります。

国と企業、そして国際機関が連携を深めることで、限りある資源を有効に活用し、持続可能な未来を築くことができるのです。今後、さまざまな国のプロジェクトを通じて、REDD+がどのように進化し、事業が展開されるのかが期待されます。

新たなプロジェクトに参加することで、あなたもこの大きな一歩に貢献できるかもしれません。是非、関心のある方は応募を検討してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
住所
東京都港区虎ノ門5-11-2オランダヒルズ森タワー
電話番号

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