d-lab2025全国集会
2025-06-09 12:19:46

教育と社会課題の現場を探るd-lab2025全国研究集会が開催

認定NPO法人開発教育協会(DEAR)が主催する「d-lab2025(第43回開発教育全国研究集会)」が、2025年8月3日に東京都新宿区のJICA地球ひろばで行われることが発表されました。この集会は、教育界やNPO、NGO、一般市民など多様な立場の参加者が集まり、現代の社会課題に教育を通じてどう対処していくかを議論する機会を提供します。

本イベントは、毎年開催されるものであり、参加者は約23のラウンドテーブルや研究報告、分科会を通じて、教育現場の実践を深めていきます。2025年のテーマは、難民問題、ジェンダーの課題、気候変動、国際協力、地域教育など現代社会における重要な問題を取り扱います。特に、社会問題をどのように教えるか、また教育を通じてどのように解決に向けたアプローチができるかが焦点となります。

午前中のプログラムでは、実践を通じた研究報告や自主ラウンドテーブルが展開され、教育現場における様々なテーマについて意見を交換します。例として、「日本における難民問題」や「持続可能な開発は可能か?」という議題があり、専門家同士が意見を交わす貴重な場となります。さらに、フォトランゲージを使ったワークショップや、ジェンダー・トランスフォーマティブ教育についての討論も予定されています。

午後には、参加者同士で深い議論を行う課題別分科会が設けられ、気候変動対策、開発問題、SDGsを学ぶ意義、家庭を出発点とした開発教育の可能性などについて具体的な考察が行われます。こうした分科会を通じて、参加者は自らの考えを広げ、他者からの意見をもとに新たな視点を得ることが期待されています。

このd-lab2025全国研究集会は、教育関係者のみならず、学生や企業に勤める人々、一般市民も参加が可能で、参加費は一般が7,700円、会員が5,500円、学生が3,300円(税込)となっています。また、報道関係者向けの取材も事前申請により受け付けていますので、関心のある方はぜひお問い合わせください。

開発教育協会(DEAR)は1982年に設立された認定NPO法人で、国際的な視野と社会的公正を育む教育の普及に努めています。教育の現場での具体的な実践例や、政策提言、人材育成を通じて持続可能な未来を築くための取り組みを行っており、今回のイベントもその一環として位置付けられています。参加者は、実際に教育現場での課題解決に向けた具体的な手法を共有し、学び合うことで、社会課題に対する理解と行動が促進されることを目指します。

多様な視点が交わることにより、参加者同士の新たなつながりが生まれ、未来へとつながる一歩を踏み出すきっかけとなるでしょう。ぜひ、これからの教育現場における社会課題への取り組みをより豊かにするために、このイベントに参加してみてはいかがでしょうか。


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認定NPO法人開発教育協会
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東京都文京区小石川2-17-41TCC2号館3階
電話番号
03-5844-3630

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