Pratexoが日本進出
2022-10-27 10:00:02

Pratexo、AIとIoTを加速するエッジコンピューティングプラットフォーム事業を日本でスタート

Pratexoが日本市場に参入



近年、デジタル化の進展により、企業はリアルタイムでビジネス情報を把握し、処理することが求められています。特に、AIやIoTの技術が進化する中、デジタルトランスフォーメーション(DX)が期待されていますが、さまざまな課題も浮き彫りになっています。

現状の課題



従来、IoTから集積されたデータはクラウドに送信され、その後の処理が行われてきました。しかし、大量データの転送にはコストや遅延、セキュリティ問題がついて回ります。これらの課題があるため、DXの実現は進んでいませんでした。

Pratexoのアプローチ



そんな中、Pratexo社は日本でエッジコンピューティングプラットフォーム事業を開始しました。このプラットフォームを用いることで、IoTデバイスのデータをエッジに集約し、処理することが可能になります。これにより、クラウドの利点を享受しつつ、スケーラビリティ、可用性、セキュリティを高めることができます。

特に、Pratexoの「Pratexo Studio」により、複雑なエッジソリューションの開発が容易になります。ドラッグ&ドロップで簡単にデザインでき、ボタン一つで仕様書やインストールスクリプトが自動生成されます。これにより、専門家の支援なくとも、エッジコンピューティングのソリューションを短期間で構築できます。

展示会への出展とパートナーシップ



Pratexoは、11月に開催された「EdgeTech+2022」において、オムロン及びコグニザントと連携し、エッジコンピューティングプラットフォームを展示しました。オムロンの提唱する「仮想化制御プラットフォーム」にPratexoの技術が貢献し、工場のデジタル化と生産性向上に寄与することが期待されています。

期待される市場の変化



CEOのブレイン・マシュー氏は、AIやIoTの技術が急速に進化する日本市場において、エッジコンピューティングの需要が高まっていると述べています。また、製造業や公共セクターにおいて、異常検知や予知保全需要が高まる中で、Pratexoはこれらの課題解決に貢献したいと考えています。

Pratexoは、これから日本市場での事業拡大を目指し、さまざまな業界の知見を持つパートナーと連携して、持続可能でスケーラブルなエッジソリューションを提供していく予定です。これにより、さらなる技術革新と市場の成長が期待されます。

Pratexoについて



Pratexoはアメリカ、テキサス州オースティンに本社を置き、NASAやPaypalでの経験を活かしてエッジコンピューティングプラットフォームを開発しています。スケーラビリティ、耐障害性、セキュリティに優れたこのプラットフォームは、エンタープライズからエッジまで幅広いニーズに応える能力を備えています。さらに、ローコード開発を指向するPratexo Studioは、組織のデジタル推進を加速する鍵となるでしょう。

日本市場での成功を目指すPratexoの今後に注目です。

会社情報

会社名
Pratexo, Inc.
住所
東京都港区高輪
電話番号

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