40周年の節目を迎えた小説NONが新たにWeb小説マガジンとして登場
1986年から多くの読者に親しまれてきた月刊誌「小説NON」が、創刊から40年を迎えるにあたって一大リニューアルを果たします。その名も「Web小説NON」。2025年12月19日から、PCやスマートフォンのブラウザを通じて無料で読める新しい形の小説マガジンとしてスタートします。これにより、従来の紙媒体の発行を終了し、現代の読者のニーズに応える形で生まれ変わります。
無料で気軽に楽しめる新コンセプト
「Web小説NON」では、会員登録の必要がなく、誰でも手軽に楽しむことが可能です。特別なアプリをダウンロードすることもなく、専用のビューアを使用することで快適な読書体験を提供します。さらに、作品は最新号を含めた最大3号分まで公開され、今後は読み切り作品の充実も目指しています。
この新しい試みには、「既成の価値に『否定(ノン)』を発し、小説を通じて新しい価値を探求する」という願いが込められています。「Web小説NON」は、最新のエンターテインメント発信基地として、未来を見据えて歩んでいくことでしょう。
記事の特徴とユーザー体験
ブラウザ上での快適な読書体験を実現するため、文字サイズは5段階に設定可能。近年、紙の雑誌で字が小さく読みにくかった方々にとっても嬉しい仕様です。また、オリジナル、ダークモード、セピア、低コントラストの4種類の背景から選べるため、自分に最適な環境でじっくりと作品を楽しむことができます。
充実のラインアップ
「Web小説NON」のラインアップにも期待がかかります。2026年1月号からは、エッセイ作家の燃え殻さんの初登場が決まりました。青森八戸を舞台にしたエピソード「迷子になるはずの旅」が楽しめます。また、門田泰明さんや井上荒野さんなど、多くの著名作家による魅力的な連載作品が続々と登場。まさに、多様なジャンルの小説が集結した新たな舞台です。
たとえば、井上荒野さんの作品「完璧な家族(仮)」では、余命1年を宣告された男とその妻、息子、そして愛人家族との奇妙な共同生活が描かれます。その他、サスペンスや人情時代小説など、幅広いカテゴリーが揃い、読者を飽きさせない内容となっています。
このような新たなチャレンジは、従来の出版スタイルを超え、すべての人々に新たな物語の扉を開くことを目指しています。読者は今後、どのような作品と出会えるのか、ますます楽しみが広がります。
最後に
「Web小説NON」は、今後も新出版社ならではの視点で作品を選定し、最新のエンターテインメントを届けていく予定です。創刊40周年を迎えたこのマガジンが、今後どのように進化していくのか、ぜひ注目していきたいところです。「Web小説NON」の公式サイトで最新情報を随時チェックして、新たな文学の楽しみを味わいましょう!
【Web小説NON公式サイト】
https://web-non.jp/