シェフラーの電動化技術
2025-05-15 11:16:23

シェフラーが横浜で未来のモビリティ技術を発表

シェフラーは、2025年5月21日から23日にかけて横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展」に出展します。こちらの展示会は、業界関係者や技術者が集まる大規模なイベントで、シェフラーは新たに拡充された製品ポートフォリオを初めて公開します。

シェフラーは、この展示会で「Synergizing Motion, Energizing Partnerships(モーションのシナジー化、パートナーシップの強化)」をテーマに、持続可能で効率的なモビリティの実現に向けたさまざまな技術と製品を紹介します。特に注目されるのは、複数のドライブシステム向けの電動化技術とインテリジェントアプリケーションのソリューションです。

同社は、ヴィテスコ・テクノロジーズとの合併を通じて、エレクトロニクスやソフトウェアにおける能力を強化しており、これによりコスト競争力や技術力の向上を図っています。出展される製品には、コントローラーやインバーター、さらに新たに開発された電動アクスルドライブ「EMR4」などが含まれ、多様な電動ドライブに対応するソリューションが揃っています。この中で、48Vマイルドハイブリッドから純粋なバッテリードライブ、さらには燃料電池ドライブまで、あらゆるニーズに応じた製品が展開されます。

また、長期的な視点から見れば、自動運転技術の進展も重要なテーマとなります。シェフラーは、2035年までに高度運転自動化システムが普及し、従来の車両にも条件付きで自動運転が導入されると予測しています。これに向け、センサーやアクチュエーターに関する幅広い専門知識を活用し、業界における変革を先導していく姿勢を示しています。

その一環として、展示ブースでは様々なバイワイヤ製品を紹介する予定であり、快適に制御可能なステアリングフィールを実現する技術にも注目が集まります。これにより、自動運転が一般化する未来のモビリティにおいても、安全で快適な運転が実現できるでしょう。

水素技術や再生可能エネルギーに対するシェフラーの取り組みも今後の発展において重要です。クランクシャフトに設置されるスポークダンパーや水素インジェクター、さらには各種センサーソリューションが展示される予定で、未来の持続可能なモビリティに向けた技術革新を強調しています。

この展示会への参加者は事前登録が必要で、興味を持つ方はシェフラーの公式サイトから登録を行うことができます。シェフラーのブース番号は388で、多くの来場者に最新のモビリティ技術を体験してもらえることを期待しています。モビリティの未来を切り開くシェフラーの取り組みを、ぜひ現地で体感してください。


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