300万本の椿に囲まれた春の伊豆大島
伊豆大島にて開催される「第70回 伊豆大島椿まつり」は、2025年2月2日から3月16日までの期間中、冬の伝統行事として多彩なイベントを用意し、さらにその後は「大島桜ウィーク」を初めて設け、3月17日から30日まで開催されます。この催しは、自然豊かな火山島である伊豆大島の魅力を存分に味わう絶好の機会です。
アクセスと特色
東京・竹芝からの距離は最短1時間45分。伊豆大島には、椿の名所である国際優秀つばき園に認定された公園や、小高い丘に広がる椿花ガーデンなど、3つの代表的な椿園があります。島全体で咲き誇るおよそ300万本の椿は、訪れる人に美しい春の情景を提供します。このイベントは、椿だけでなく、オオシマザクラの魅力も楽しめる新しいスタイルに生まれ変わります。
今年の見どころ
1. 第70回記念花火大会
3月15日には、特別な花火大会が伊豆大島の夜空を彩ります。訪れる人々は、華やかな花火とともに、記念すべき年を祝うひとときを体験できます。
2. 幻想的なイルミネーション
椿花ガーデンでは、ライトアップされた椿が幻想的な空間を演出。星空と共に夜を楽しむ美しい風景は、参加者にとって特別な思い出となることでしょう。
3. 椿をモチーフにした限定グルメ
地元の飲食店では、椿をテーマにした新しい料理やスイーツが楽しめる特別メニューを提供します。大島でしか味わえない特製料理は、食の楽しみをさらに深めること間違いありません。
4. 体験型コンテンツの充実
元町港に設けられる総合案内所では、椿との関わりを学べる展示やマルシェ、ワークショップなど、多彩な体験が提供されます。椿をテーマにした商品などを通じて、島の文化を深く理解する機会が得られます。
5. 人気漫画とのコラボ
観光パンフレットで話題となったマンガ『これ描いて死ね』の等身大パネルも設置され、島の訪問者を楽しませます。マンガのファンにはたまらない要素です。
新たな試み「大島桜ウィーク」
伊豆大島は、約180万本ものオオシマザクラも自生しており、春の訪れを知らせる美しい白い花々が見事に咲き誇ります。3月下旬から4月にかけて、山肌が染まる光景が楽しめるこの「大島桜ウィーク」は、椿と桜の両方を堪能できる新しい企画です。
主催者の声
一般社団法人 大島観光協会や町長からは、70周年を迎えるにあたり、より多くの人々に島の魅力を体験してもらうための取り組みが期待されるとのこと。椿がもたらす地域の自然と文化をぜひ実感してほしいと語られています。
イベント概要
- - 開催期間: 2025年2月2日(日)〜3月16日(日)椿まつり、3月17日(月)〜3月30日(日)大島桜ウィーク
- - 場所: 東京都大島町内(総合案内所は元町港船客待合所)
- - 共催: 一般社団法人 大島観光協会、大島町
- - 後援: 東海汽船株式会社
この春、伊豆大島の自然に抱かれた特別な体験を楽しみに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。