学生の富士山登山
2024-10-02 21:12:31

岡山理科大学の学生が富士山登山を通じて得た学びと感動

富士山登山の経験を通じた学び



岡山理科大学で行われた富士登山演習が話題を呼んでいます。10月1日に同大学のC2号館で開催された報告会では、10人の学生が富士山での体験を熱心に語りました。彼らは、ただの登山ではなく、富士山の自然や文化を深く学ぶ機会を得たのです。

今年度は「文化を読みとくB」と「自然を読みとく」の2つの基盤教育科目があり、学生たちはそれぞれの演習に参加。前者は五合目を中心に行われ、後者は五合目から頂上までの行程が含まれています。特に今年の夏には青木ヶ原樹海を訪れ、あらゆる自然の美しさを体感しました。

富士山の魅力を体感



報告会では自然の変化、特に富士山独特の気候や標高による景観を学生たちが口々に報告しました。標高2,400〜2,600メートルに広がる森林限界を後に、学生たちは登山を通して見た光景や体験を深く語りました。その中には、珍しい高山植物や、富士山の山々に生息する鳥たちに関する話題も含まれています。

特に印象深かったのは青木ヶ原樹海です。ここは864年の噴火によって形成された区域で、倒木の影響から新たな木々が育つ「倒木更新」が観察され、自然のサイクルに触れる貴重な学びとなりました。学生たちは「一生の思い出になった」や「また来年も行きたい」と満面の笑みで語る姿が印象的でした。

登山ガイドからの指導



報告会には授業を担当する富士山登山ガイドの3名も出席し、学生たちの発表を見守る姿がありました。宮下竣吉客員教授は、「富士登山で何を感じるかが重要。自然の偉大さを知ることで自分自身を発見するきっかけになる」と講評し、全ての参加者に登山証を手渡しました。彼の言葉は、学生たちが経験からどれほど成長したかを考えさせるものでした。

富士山の四季と文化



富士山はその美しい景観とともに、多くの文化的な背景も持っています。佐藤推進委員会が推奨する「富士山の日」のように、その存在は日本人にとって特別な意味を持っています。学生たちはこの登山を通じて、単なる運動だけでなく、富士山が持つ文化的な価値にも直面したのです。

今回の報告会は、学生たちが新たな経験を得て成長する素晴らしい機会となりました。それぞれの体験談は、これからの人生において重要な財産となることでしょう。次回の登山が今から楽しみです。今後も岡山理科大学からの新しい取り組みに注目していきたいと思います。


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