ditors.の公開
2016-12-02 17:00:57
実名制を掲げたキュレーションプラットフォーム「ditors.」の正式公開
実名制キュレーションプラットフォーム「ditors.」が正式公開
株式会社Labitが新しいキュレーションメディア「ditors.」を正式に公開しました。このプラットフォームは、これまでのバイラルメディアの問題点を解決するために設計されており、実名制を基盤としています。2015年から開発が進められ、遂に一般ユーザーが自由に登録できる形となり、アドバイザーには木村新司氏が就任しました。
「実体験」に基づいた安心できる情報発信
ditors. は「あなたが誰であるか」が重要であると考えています。これまで多くのキュレーションメディアが存在しましたが、それらは書き手の情報が不明確であったことから信頼性が問われていました。しかし、ditors.では書き手の実名を推奨し、プロフィール情報を充実させることで、信頼に足る情報を発信することを目指しています。
例えば、書き手が自身の本棚の本を紹介することで、読者にとって安心でリアルな推薦が可能になります。また、地域に密着したグルメ情報なども、書き手が実体験を基に提供するため、より具体的で役立つ情報となります。こうした実体験に基づくキュレーションは、読者にとって最良のアドバイスを提供し、Webでの情報発信文化の進化を推進するものとされています。
クリエイターの権利を守るシステム
ditors.は、著作者を尊重する視点が重要視されています。その一例として「権利侵害検索」が挙げられます。この機能は、書き手が自身のドメイン名やURLを入力することで、どのように引用されているかを確認できる仕組みです。不適切な引用があれば、運営チームが迅速に対応し、著作権を守るサポートを行います。
キュレーション活動の新たな可能性
ただの情報発信にとどまらず、ditors.では書き手の個性や経験を反映させることを重視しています。書籍やレストランの紹介だけでなく、自身の体験や学んだことについても、自由に記事を執筆できます。これにより、ブロガーやライターにとって、新たな自己表現の場を提供しています。将来的には、独自ドメインのサポートも視野に入れているとのことです。
国際性を意識した情報発信
ditors.のユーザーは、投稿した記事が外国語に翻訳されることに同意する必要があります。これは、情報そのものを主体とし、個人のエッセイやジャーナリズムとは違った形で、多くのネットユーザーが翻訳に参加できるようにするためです。翻訳者には、貢献者として名が記載され、広告収益の一部も還元される仕組みが計画されています。これにより、地域情報が国境を越えて共有され、将来の旅行や生活に役立つ情報源と成り得ることを目指しています。
結論:ditors.の未来
「ditors.」はキュレーションの本質を追求し、書き手やユーザーが一緒にメディアを作り上げていく場であり、新しいインターネット文化の提案を楽しみにしています。Web上での情報発信をもっと身近で、信頼性の高いものにしていくための取り組みが、このプラットフォームによって広がることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Labit
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町4-14VORT渋谷桜丘 11F
- 電話番号
-
03-6416-0840