ドバイのインキュベーター「FLICKSHOT」が資金調達を実施
アラブ首長国連邦·ドバイを拠点とするWeb3インキュベーター「FLICKSHOT」が、1stクローズラウンドで約7億円の資金調達を成功させました。このプラットフォームは、主にWeb3、crypto、ブロックチェーンの分野に特化したスタートアップや起業家を支援することに力を入れています。特に、日系Web3スタートアップがトークン発行や海外進出を図る際の移住や創業のサポート、人材の確保を含むシード投資など、包括的な支援を行っている点が特徴です。
FLICKSHOTがもたらす支援の形
FLICKSHOTは、ドバイの地理的優位性を活かし、中東やインド、アフリカ、ヨーロッパなどグローバルな市場にアクセスしやすい環境でのスタートアップの成長を促進します。ドバイは多くの国とのビジネス間のハブとして機能しており、スタートアップにとって魅力的な投資先となっています。
これに加えて、FLICKSHOTはすでに12の企業への出資を実行しており、特に注目すべき9社を挙げています。これらの企業は、Chainsight、HANA Network、VELVETT、HEAL3、Thirdverse、GameChanger、Sowaka、Overlay、Convictionと多岐にわたる内容となっています。
投資家陣の顔ぶれ
今回の資金調達には様々な著名な投資家が参加しており、株式会社MIXI、株式会社ディー・エヌ・エー、セガサミーホールディングス株式会社、三菱UFJキャピタル株式会社、様々なエンジェル投資家などが名を連ねています。このような背景が、FLICKSHOTの信頼性と成長可能性をさらに高めていると言えるでしょう。
経営陣のプロフィール
FLICKSHOTの経営陣には、若手ながらも確かな実績を持つメンバーが揃っています。創業者である福海道登氏は、2017年からF Venturesでの経験を経て、2022年にドバイに移住しFLICKSHOTを設立しました。パートナーの片岡芳明氏も、bitFlyerやサイバーエージェントでのキャリアを持ち、FLICKSHOTにおいてはスタートアップへの投資や支援を担っています。
FLICKSHOTの今後の展望
FLICKSHOTは、Web3業界の成長を支えるために、引き続き多様なスタートアップへの投資と支援を行っていくことでしょう。特に、グローバルな市場においては競争が激化している中で、FLICKSHOTがどのような新たな支援策を講じるのか、注目が集まります。公式ウェブサイトには最新情報が随時更新されているため、今後の動向も是非チェックしてみてください。
公式サイト:
FLICKSHOT