福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで、日本で唯一のファイヤーナイフダンスチーム「シバオラ」が、2024年7月20日より新単独ショー「LE MANU」をスタートさせます。
「LE MANU」は、サモア語で「ビースト(戦士)」を意味し、結成8周年を迎えたシバオラの新たな挑戦を象徴するタイトルです。
今回のショーでは、従来のグループパフォーマンスに加え、メンバーそれぞれが選曲したソロパフォーマンスが初披露されます。個性豊かなメンバーが、持ち味を活かした演舞で観客を魅了する予定です。
さらに、ショーの構成・選曲にはシバオラのメンバー自身が携わり、世界チャンピオンであるデイビッド・ガレアイ氏から伝授された技も取り入れることで、これまで以上にパワーアップしたショーとなっています。
特に注目すべきは、今年5月にハワイで開催されたファイヤーナイフダンス世界選手権大会で世界第2位を受賞したムア史弥のソロパフォーマンスです。兄のバル憂弥も2018年に世界2位を受賞しており、兄弟で世界レベルのパフォーマンスを披露する姿は必見です。
「シバオラ」は、1972年にスパリゾートハワイアンズがポリネシアンショーにファイヤーナイフダンスを導入したことから始まりました。当時、ビデオもない時代であり、ダンサーたちはバトントワラーの経験者からバトンの回し方を習い、資料を参考に自己流でトレーニングを重ねるなど、困難な状況の中、日本初のファイヤーナイフダンサーが誕生しました。
50年以上の歴史の中で培われた技と経験は、後輩ダンサーに受け継がれ、今日まで日本で唯一のパフォーマンスを継続しています。そして2016年に結成された「シバオラ」は、従来のソロ主体のパフォーマンスからグループパフォーマンスへと進化し、さらに迫力のあるショーを展開しています。
「LE MANU」では、シバオラメンバーの個性が光るソロパフォーマンスと、グループパフォーマンスの融合、そして世界レベルの技が織りなす圧巻のステージが繰り広げられます。熱い想いと情熱が込められた彼らのパフォーマンスは、きっと観客の心を燃え上がらせることでしょう。