ガボンにおける最新の安全情報
2025年12月12日更新の情報を基に、現在のガボンの安全情勢を詳しく解説します。外務省の海外安全ホームページでは、渡航者が自分自身の安全を確保するための参考情報を提供しています。当ページでは、特に留意すべきポイントや注意点を整理しました。
1. ガボンの危険レベル
現在、ガボンは「全土レベル1:十分注意してください」とされています。これは、一般的な犯罪が発生していることを示しており、特に首都リーブルビルや地方都市ポールジャンティでは注意が必要です。2025年4月には、2023年に行われた政権交代後初の大統領選挙が実施され、オリギ・ンゲマ大統領が就任し、政情は徐々に安定していますが、治安に関しては依然として課題が残っています。
2. 注意が必要な地域
大統領選挙後の治安情勢は安定しているものの、侵入やひったくり、薬物関連の犯罪が多発しているため、特に都市部には十分注意が必要です。治安上の特に危険な地区には、不用意に近づかないことが推奨されています。
特に注意すべきポイント
- - 薬物犯罪: ガボン全土で薬物が蔓延しており、空港で見知らぬ人からの荷物受け取りは避けるべきです。
- - 海賊事案: ギニア湾では武装集団による誘拐や強盗が報告されており、夜間の海路移動には警戒が必要です。
3. 滞在中の基本的な注意点
ガボン滞在中の注意点として、以下の点が挙げられます。
- - 医療事情: 地方や農村部では医療体制が整っていないことが多く、事件や事故に巻き込まれた場合の支援が難しい可能性があります。
- - テロ・誘拐の脅威: 日本人が被害に遭う事例はまだ確認されていないものの、テロや誘拐のリスクはどこにでも存在しています。特に観光地や公共交通機関では注意が必要です。
- - 通信と支援の維持: 家族や友人に渡航先と連絡先を伝え、万一の場合の連絡ができるようにしておくことが重要です。
4. 在留届とたびレジの登録
3か月以上ガボンに滞在予定の方は、在留届を提出し、緊急時連絡先を確認してもらうようにしましょう。また、3か月未満の旅行の場合には、外務省の「たびレジ」に登録すると、最新の安全情報を受け取ることができます。
5. 追加情報とお問い合わせ
ガボンでの安全対策や緊急時の連絡先については、外務省の海外安全ホームページや在ガボン日本国大使館のウェブサイトを参照してください。万が一の事件・事故に巻き込まれた際には、速やかに在ガボン大使館に連絡を取りましょう。
外務省連絡先:
ガボンへの渡航を検討される方は、これらの情報を元に十分な安全対策を講じ、安心して滞在できるよう心掛けてください。