SecureMemoCloudの監査ログ機能で企業のガバナンス強化
近年、企業におけるコンプライアンス遵守や内部統制の重要性が高まっている中、Nishika株式会社は音声文字起こしサービス「SecureMemoCloud」に新たに「監査ログ機能」を追加しました。この機能は、企業がどのような操作を行ったかを記録し、透明性を高めることを目的としています。
機能概要
監査ログ機能では、SecureMemoCloud上の利用者の操作履歴を細かく記録できます。これには、ログインや認証関連、多要素認証、アカウント管理、ファイル操作、設定変更などが含まれ、システム管理者はいつでもこれらの情報を確認できます。これにより、意図しない操作や不正アクセスのリスクを低減でき、情報資産がより安全に管理されることになります。
企業におけるリスク管理
この新機能の導入により、特に金融機関や官公庁、大手企業では情報セキュリティを重視した内部統制が強化されます。「監査ログ機能」は、誰が、いつ、どのような操作を行ったのかといった証跡を明確にすることで、企業が求める高いガバナンスを実現します。従来の取り組みやシステムでは不十分であった企業にとって、より安全な情報資産管理が可能になるはずです。
開発の背景と価値
NishikaのSecureMemoシリーズは、国家機関や機密性の高い情報を扱う企業に利用されていますが、最近ではエンタープライズ向けのニーズが高まり、内部監査やISMSなどの情報セキュリティ認証の取得において操作履歴の記録が求められるようになりました。特に、会議の音声データは非構造化データとして不正アクセスのリスクが高いため、その管理が企業にとって大きな経営課題となっています。
このようなニーズに応える形で、監査ログ機能が開発されました。内部のセキュリティポリシーを遵守するために、利用状況を客観的に記録・管理することで内部監査や外部監査にも対応できるトレーサビリティが確保されます。
セキュリティインシデントの早期発見
また、不審なアクティビティがあった際には、迅速に問題を検知し、発生したインシデントの原因を遡って追及できます。これにより、企業は問題発生時にも迅速に対応し、被害の拡大を防ぐことが可能です。
SecureMemoおよびSecureMemoCloudの特徴
SecureMemoおよびSecureMemoCloudは、AIを活用した音声文字起こしソフトウェアで、高精度な文字起こしと要約機能を提供しています。どちらも、高いセキュリティ基準で設計されており、多様な言語にも対応するため、国内外の多様なビジネスシーンで活用されています。特に、音声認識AI「shirushi」は96.2%の高精度であり、ノイズのある環境でも安定した処理が可能です。
Nishikaでは「企業の会議を全てデータ化する」というビジョンのもと、SecureMemo/SecureMemoCloudを通じて情報の有効活用を図っています。これにより、企業の生産性向上を目指すと共に、より安全な情報管理の実現を支援します。今後も、企業のニーズに応じた機能を追加し、さらなる発展を遂げていくことでしょう。
お問い合わせ
SecureMemoCloudの詳細については、Nishika株式会社のウェブサイトを訪れるか、AIプロダクト事業部までお問い合わせください。
SafeMemoCloudの新機能により、企業の情報セキュリティは新たな段階へと進化しました。これにより、企業はより安全で効率的な業務が実現できることを期待しています。