eWeLLが訪問看護事業を支える新プロジェクトを始動
株式会社eWeLL(証券コード:5038)は、2024年10月1日から訪問看護向けのファクタリングサービス「iBow e-レセ」を提供することを発表しました。このプロジェクトは、在宅医療業界の事業成果を還元し、訪問看護市場の活性化を図るものです。
在宅医療業界の現状と「iBow e-レセ」の必要性
訪問看護ステーションは、開業後に利用者が増えた際に規模を拡大するための資金が必要になります。しかし、訪問看護は労働集約型のビジネスモデルであり、収益の78.0%を人件費が占めています。診療報酬や介護報酬の入金には通常2か月かかるため、その間の運転資金を確保することが非常に困難です。また、請求に誤りがあった場合は入金がさらに遅れる可能性もあります。このような状況から、訪問看護の経営においてスムーズな資金調達は不可欠です。
そのため、ファクタリングサービスはシンプルな手続きで、担保や保証人が不要なためスピーディに債権を資金化できる利点があります。
「iBow e-レセ」の特徴とメリット
「iBow e-レセ」は、訪問看護ステーションが持つレセプトを使って迅速な資金調達を行うことができるファクタリングサービスです。このサービスの特徴は以下の通りです:
- - 業界最安水準の手数料:ファクタリング手数料はなんと0.5%、初期手数料や月額利用料は0円です。
- - 高い掛け目:現金化割合は95%と、業界最高水準を誇ります。
- - 契約の縛りなし:解約金は不要、契約期間も縛られません。
eWeLLは「iBow事務管理代行サービス」において、訪問看護のレセプト業務を専任スタッフが代行しています。このサービスでは、返戻率はなんと0.03%と非常に低く、このことが掛け目の高さを実現しています。これにより、高水準のファクタリングを提供できるのです。
社会的利益の創出に向けた取り組み
「iBow e-レセ」を通じてeWeLLは、医療業界への社会的利益を創出することを目指しています。主な取り組みとしては以下のものがあります:
- - 訪問看護事業の維持と拡大:債権の早期資金化により、ステーションの成長をサポートし、在宅患者の療養生活を支援します。
- - 医療従事者の雇用確保:スタッフの雇用を守り、地域経済の安定に寄与します。
- - 地域医療の質向上:安定した経営基盤を持つステーションが増えることで、持続可能な地域医療が構築されます。
eWeLLは、在宅医療のプラットフォーマーとしての責任を果たし、内部留保と高品質なBPOサービスを活用して訪問看護の経営課題を解決し、地域全体の健康と福祉に貢献していきます。この取り組みが多くの訪問看護ステーションの発展を促進し、在宅医療全体の成長につながることを期待しています。
会社情報
- - 社名:株式会社eWeLL
- - 設立:2012年6月11日
- - 本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3 大阪御堂筋ビル13F
- - 事業内容:訪問看護ステーション向けの電子カルテや業務支援ツールを提供。
- - 受賞歴:経済産業大臣賞最優秀賞など、数々の受賞歴あり。
eWeLLは今後も在宅医療分野において、革新を続けていくでしょう。