東京都での新しい教育プログラム
ボードゲーム『ルクラ』の登場
東京都中野区を拠点に活動するNPO法人キッズフリマが、金融教育を新たな形で提供するために、オリジナルボードゲーム『ルクラ』を開発しました。このプロジェクトは、2006年から実施している「キッズフリマ」の成功を背景にしています。これまでに37万人以上の参加者を誇るこのイベントのノウハウを使用し、子どもたちが楽しみながらお金の使い方や管理方法を学べるプログラムを目指しています。
東京都内の児童養護施設や関連施設に向け、2026年3月から始まる無料出張授業で『ルクラ』を使ったワークショップが開催されます。この授業は、特に春休み期間に重点を置いて募集が行われており、専門スタッフが訪問し、子どもたちに金融教育を行います。
開発の背景と意義
「キッズフリマ」では、金融庁や環境省、文部科学省などの後援のもと、全国で1,523回以上のイベントを開催してきましたが、場所や時間の制約から参加できる子どもたちが限られているという問題がありました。そのため、すべての子どもたちにお金について学ぶ機会を提供できるよう、場所を選ばず何度でも楽しめるボードゲームとして『ルクラ』が生まれました。
『ルクラ』の特長
『ルクラ』は、京大ボドゲ製作所との共同開発により実現しました。このゲームは大富豪のような手札のやりくりを通じて、顧客のニーズに基づいた販売や仕入れを楽しく学べる金融教育体験を提供します。イラストには土江里歩氏が起用されており、子どもたちが親しむことのできる魅力的な世界観が表現されています。
このプログラムを通じて、子どもたちは商品の仕入れや販売を疑似体験し、限られた予算内での意思決定を学ぶことで、交渉やコミュニケーションスキルを育てます。また、お金を社会で必要なツールとして捉え直すきっかけにもなるのです。
出張授業の社会的意義
金融リテラシーは一生の財産です。特に早期に自立を求められる子どもたちにとって、これを学ぶことは重要な意味を持ちます。この出張授業は補助金を利用することで、専門スタッフの派遣を無料で行い、施設の教育プログラムを強化します。
今後は東京都内だけでなく、全国の児童養護施設や学童保育、地域コミュニティなどでも展開することを目指しています。すべての子どもたちが環境に左右されることなく「生きる力」を培える社会の実現に寄与することを目標としています。
出張授業の概要
- - 対象: 東京都内の児童養護施設および子どもが集まる任意の施設
- - 費用: 無料(専門スタッフ派遣費用を含む)
- - 日程: 2026年3月1日から1年間(特に春休み期間中に募集)
- - 定員: 先行で5施設(都内優先・先着順)
- - 内容: ボードゲーム『ルクラ』を用いた60分のワークショップ
よくある質問
1.
対象年齢: 小学生以上を中心に、中高生や大人もOK。
2.
参加人数: 4名1組を想定していますが、人数に応じた編成が可能です。
3.
職員の同席: 最少1名の同席で実施しており、進行は専門スタッフが担当します。
4.
準備物: 部屋の確保のみで、教材は持参します。
5.
特性への配慮: 子どもの特性に応じたサポートが可能です。
6.
日程調整: 春休み期間中は平日・土日共に調整可能です。
申し込み方法
お申し込みは以下のQRコードまたはリンクの専用フォームから可能です。
申込フォームはこちら
NPO法人キッズフリマについて
特定非営利活動法人キッズフリマは、子どもたちにお金のリテラシー、リユース意識、コミュニケーション能力を育むことを目的とする団体です。
設立は2005年で、今回のプロジェクトもその活動の一環として、大きな成果を上げることを期待されています。
このプロジェクトを通じて、子どもたちに必要な力を届けることができることを願っています。