新型ロードバイク『70next』
2022-06-10 17:40:09
VIGOREが展開する新型クロモリロードバイク『70next』の魅力を探る
VIGOREが届ける新たな自転車の魅力
VIGOREは、長年にわたり自転車の製造に情熱を注いできた日本の老舗ブランドです。1929年に京都で設立され、1963年にはオリジナルブランド『VIGORE』を展開して以来、独自のスタイルとテクノロジーを追求してきました。そんなVIGOREが、70年代のクラシカルなデザインを基にした新モデル『70next』を発表しました。受注は2023年6月23日から開始されます。
クラシカルと最新技術の融合
『70next』は、国内において初の独自ブランドのための自転車を生み出すべく、70年代のデザインを取り入れつつも最新技術を駆使して製作されたモデルです。この新型ロードバイクは、VIGOREが誇るラグ溶接技術を活用し、職人の手によるハンドメイドで一つ一つ丁寧に組み上げられています。無駄を排除し、本質的な美しさを追求するというVIGOREの哲学が、しっかりと継承されています。
日本の美意識と機能美
この新モデル『70next』は、フレームビルダー片岡聖登氏によって開発されました。片岡氏は、クロモリ製の特性を最大限に引き出すため、軽量でありながら高い剛性を誇るKAISEI 8630Rという素材を採用。これにより、快適な走行感を実現するとともに、日本独自の美意識が反映された機能美を表現しています。VIGOREのデザインには、必要なものだけを残し、余計なものを削ぎ落とす哲学が息づいており、その美しさが自転車全体に施されています。
伝統と新しさの共存
また、VIGOREは漆芸家の服部一齋氏とのコラボモデル『70next 知足』も展開。『知足』は、蒙脈的な生活を促す理念を持ち、素材やデザインに対する深い理解とそれに基づく感受性を反映しています。このモデルは、漆芸の美しさと自転車フレームの機能性が見事に融合した一品で、乗るたびにその想いが伝わることを意図しています。
走行性と操作性が向上した新コンポーネント
『70next』のコンポーネントには、SHIMANOのULTEGRA Di2を使用し、軽量で高い操作性を実現。電子制御によって抵抗が小さくなり、セッティングも簡単になっています。このような技術の導入によって、プロフェッショナルのための競技用自転車としての性能を持ちながら、誰でも乗りやすい設計となっています。全体の美しさを損なわないシンプルなデザインは、VIGOREの精神を体現しています。
結論
VIGOREの新モデル『70next』と『知足』は、ただの自転車ではなく、日本の文化や感性を背景に持つアート作品とも言える存在です。クラシカルな魅力と最新技術が融合したこれらの自転車は、乗る人に美しさと機能を提供します。これからの自転車のあり方を考えさせてくれる、そんな新商品となっています。
会社情報
- 会社名
-
有限会社 ビゴーレ・カタオカ
- 住所
- 京都府京都市左京区岩倉南四ノ坪町55
- 電話番号
-
075-791-6158