GENIAC-PRIZE 2026
2026-07-08 13:43:45

学生向けAI基盤モデル開発コンテスト「GENIAC-PRIZE 2026」始動!

「GENIAC-PRIZE 2026」参加者募集のお知らせ



東京大学の松尾・岩澤研究室は、経済産業省やNEDOが支援する「GENIAC-PRIZE 2026」の企画運営を担当し、この新たなAI開発コンテストの参加メンバーを募集中です。このコンテストは、フィジカルAIの分野に特化した開発者を育成することを目的としており、2026年11月頃から実施される予定です。

コンテストの背景



近年、AIが現実世界の環境を理解し、適切な行動を取るフィジカルAIの時代が訪れています。政府のAIロボティクス戦略では、多目的ロボット市場が2040年までに60兆円規模に達するとの予測がなされていますが、その一方でこれに必要な人材が339万人不足すると言われています。このような背景の中、次世代の開発者を育成することは国家的な大きな課題とされています。

GENIAC-PRIZEは、国内のAI開発力を向上させ、社会実装を進めるために設立されたもので、優れた成果を上げたチームには懸賞金が授与されます。本コンテストは、次世代のLLM(大規模言語モデル)およびフィジカルAI技術を持つ学生の発掘と育成を目指した公開型の基盤モデル開発コンテストです。

コンテストの特徴



1. 本格的な基盤モデル開発に挑戦



参加学生は、本格的な課題設計により、LLMを活用したロボットの制御コード生成モデルの開発に取り組むことができます。LLM開発の経験がある方はもちろん、フィジカルAIに興味がある方も全員がそれぞれの強みを活かせるような課題設計がなされています。

さらに、参加者には総額4億円相当の最新鋭の開発環境が提供される予定です。個々の学生が利用することが難しい高性能GPU、NVIDIA B300やRTX PRO 6000 Blackwellが用意されており、全国の学生とのチーム開発を通じて最大500名が参加することができます。

2. 賞金総額は約3,000万円



結果に応じた賞金が用意されており、優秀なチーム(上位3チーム)に対しては約3,000万円が授与される見込みです。個人賞や自由課題特別賞なども設けられ、幅広い参加者にチャンスがあります。

コンテスト概要



参加者は、LLMを利用して言語指示と環境情報からロボット制御コードを生成する「ロボット操作エージェント」の開発に挑みます。例えば、「引き出しを開けて、ボウルを中に入れて」という指示を理解し、ロボットがその行動を実行できるようなコードを生成する仕組みを構築します。この一連のプロセスは、言語指示から行動生成までの技術を実際に手がける貴重な機会となります。

参加資格と応募



参加資格は12歳以上29歳以下の日本国籍を持つ学生です。コンテストは2026年11月から2027年3月までの期間に実施され、最大500名の参加者を受け入れ、17チームを編成する予定です。

興味のある方は、チームリーダーや個人としての応募が可能です。応募締切は、チームリーダーが7月31日昼12:00、メンバーの個人応募が8月31日昼12:00です。

説明会の実施



コンテストの詳細や利用可能な計算資源に関する公募説明会が2026年7月13日に開催されます。この説明会は参加を検討している方にとって貴重な情報の場となりますので、ぜひご参加ください。

まとめ



「GENIAC-PRIZE 2026」は、次世代のAI技術者を育成するための重要な機会です。実践的な開発スキルを身につけ、賞金を目指してぜひ挑戦してみてください。詳細や応募方法については、特設ページを確認いただき、参加申請を行ってください。


画像1

会社情報

会社名
東京大学 松尾・岩澤研究室
住所
東京都文京区本郷 7-3-1工学部 2 号館 9 階 92C1 GCI松尾研究室
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。