クールコネクト、空き家を活用した収益不動産の販売事業を開始
農業スタートアップのクールコネクト株式会社(群馬県伊勢崎市)は、この度空き家を活用した収益不動産の販売事業を始めることを発表しました。今回の取り組みは、地域社会における空き家問題への解決策として、多くの注目を集めています。
収益不動産販売事業の背景
現在、日本全国での空き家の数は約900万戸に達しています(総務省住宅・土地統計調査、2023年)。この状況は地域社会における重大な課題であり、クールコネクトはこれまで空き家のキクラゲ栽培物件として再生する事業を行ってきました。しかし、投資家からの需要が増加する中で、宅地建物取引業の免許を取得し、収益不動産の販売事業を開始することとなりました。これにより、地域再生への貢献と共に、資産運用の新しい選択肢を提供していきます。
収益物件の特徴
クールコネクトが手掛ける収益物件の大きな特徴は、長期賃貸契約に基づいた安定した家賃収入が見込める点です。クールコネクトが農産物の生産、販売、施設管理を一手に引き受けるため、物件オーナーは運営や販売の負担を負うことなく安心して収益を得ることができます。運営主体が確保されており、使用用途が明確であるため、空室リスクも低く、安定した収益が期待できるのです。また、空き家問題の解決と一次産業の振興を同時に実現する点でも注目されています。
注目の物件情報
クールコネクトが提供する収益物件の一例を見てみましょう。
伊勢崎市八坂町物件
- - 販売価格: 1000万円
- - 利回り: 15%
- - 所在地: 群馬県伊勢崎市八坂町551番地21
- - 交通: JR両毛線「伊勢崎」駅 徒歩19分
- - 土地面積: 201.98㎡
- - 建物面積: 75.3㎡
桐生市平井町物件
- - 販売価格: 1350万円
- - 利回り: 12.5%
- - 所在地: 群馬県桐生市平井町6-5
- - 交通: 上毛電気鉄道上毛線「西桐生」駅 徒歩33分
- - 土地面積: 155.82㎡
- - 建物面積: 78.4㎡
クールコネクトのビジョン
クールコネクトの収益物件は、単なる投資商品ではありません。空き家を農産物栽培物件としてリノベーションし、遊休資産を再生するこの事業は、地域に新しい雇用を創出し、持続可能な農業を支える一方で、日本全体の社会課題の解決にもつながると考えています。地域に貢献できるこのタイプの投資は、今後の時代に求められるものでしょう。
代表者のコメント
代表取締役の神戸翔太氏は、「クールコネクトの収益物件では、地域の空き家を農産物栽培物件にリノベーションし、運営を通じて地域に雇用を生み出しています。これは、ただの不動産投資ではなく、地域社会全体にとって意義のある投資であり、我々は持続可能な未来を共に築いていきます」と力強くコメントしました。
企業情報
クールコネクト株式会社は、群馬県伊勢崎市に本社を置き、農産物の生産や収益不動産の販売・管理など多岐にわたる事業を展開しています。これからの地域再生に向けた新たな取り組みに期待が寄せられています。詳細は、
会社HPをご覧ください。