フードロス削減の提案
2024-09-12 21:07:38

急速冷凍技術でフードロスを減らせ!FOODEX JAPAN in 関西 2024の全貌を解説!

フードロス削減の新たな取り組み



2024年9月18日から20日にかけて、大阪で開催される「FOODEX JAPAN in 関西 2024」では、急速冷凍技術を駆使した新たなフードロス削減の方法が紹介されます。この展示会にはおよそ370社が出展し、500ブースが設けられる予定で、昨年の2倍の規模での開催となります。

株式会社カンネツの参加



同展示会で注目されるのが、株式会社カンネツのブースです。ここでは、超低温の液体を用いて食品を急速冷却する技術「瞬速冷凍」が紹介されます。これにより、市場に出回らない規格外食材や供給過剰による廃棄物を無駄にせず、食品の価値を再び高める取組が行われています。具体例として「サステナスムージー」という製品が紹介され、冷凍することで生まれる新たな価値について説明されます。

実機展示とスムージー試食



同社のブースでは、2つの冷凍機が展示されます。一つは省スペース設計のコンパクトモデル「FM-05」、もう一つは冷凍スピードの向上を実現した「FMS-20」です。来場者は実際にこれらの機械を触れて、そのサイズや操作性を体験することができます。

また、カウンターでは規格外のフルーツや野菜を利用したスムージーや、新酒の瑞々しさを閉じ込めた「蔵元直送なまざけ」の試飲が提供されます。これにより、冷凍技術の実用性が実際に感じられるでしょう。

牛乳でスマイルプロジェクト



カンネツでは、農林水産省が推進する「牛乳でスマイルプロジェクト」に参加しています。これは、余る牛乳を瞬速冷凍技術で長期保存することで、食品廃棄ロスの解消を目指すものです。需要と供給の変化に迅速に対応することで、業界全体の問題解決にも寄与しています。

瞬速冷凍技術の優位性



一般的な冷凍方法では、氷結晶が細胞膜にダメージを与えたり、品質が低下することが多いですが、カンネツの瞬速冷凍技術では、氷結晶の肥大化を抑え、食品本来の texture や味わいを保つことが可能です。この時、-1℃から-5℃の温度帯を短時間で通過し、-18℃以下への急速冷却を実現します。この技術は食品の品質向上に寄与するだけでなく、ビジネスの新しい展開への道を開きます。

フードロス削減のための取り組み



カンネツでは、急速冷凍の効果を最大限に引き出すため、適切な前処理や保存方法を選定する重要性を強調しています。冷凍テストルームも用意しており、業者むけに冷凍が可能なテストやサポートを行っています。自身のビジネスに合った最適な冷凍方法を見つけ、フードロス削減の取り組みを進めることが求められます。

株式会社カンネツの概要



株式会社カンネツは1978年に設立され、大阪市に本社を構えています。水や熱、空気に関する技術で、製造業向けの冷却や水処理設備の設計・施工を行い、安全で安心なシステムを提供しています。急速冷凍機開発によって、食品ロス削減や顧客のビジネス課題の解決を目指しています。

結論



FOODEX JAPAN in 関西 2024では、急速冷凍技術を通じたフードロス削減の新しい展開が期待されます。これを機に、食材の価値を見直し、新しいビジネスチャンスを発見してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社カンネツ
住所
大阪府大阪市北区中之島6-2-40中之島インテス10F
電話番号
06-6445-8055

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