インテックの新機能
2024-10-10 20:27:17

インテック、EDIサービスにISO20022対応の外国送金機能を追加

インテック、EDIサービスの新機能を発表



株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:疋田秀三)は、このたび自社のEDIサービスである「AnserDATAPORT®接続オプション」に、新たに外国送金のISO20022対応通信機能を追加すると発表しました。この新機能は、2024年10月から利用可能となります。

AnserDATAPORT®とは?


「AnserDATAPORT®」は、株式会社NTTデータが提供する金融機関向けのデータ伝送サービスで、国際標準規格であるISO20022に対応した外国送金機能を通じて、効率的なデータのやり取りを実現します。ISO20022は、XMLフォーマットを用いて、拡張性や迅速な処理を可能にする金融通信メッセージの国際標準規格です。

国際基準への対応


SWIFT(国際銀行間金融通信協会)は、2023年3月から2025年11月までの間に、国際送金に必要な電文をISO20022に順次移行することを決定しており、2025年11月以降は全ての外国送金にISO20022が使用されることになります。これに伴い、NTTデータは「AnserDATAPORT®」の外国送金サービスを新たにISO20022に対応させ、インテックはこの機能を自社のEDIサービスに組み込み利用の幅を広げます。

機能強化のメリット


1. 費用対効果の高い導入


新たに追加される「AnserDATAPORT®接続オプション」は、既存のConnecure回線を利用することで、自社で新たに回線を整備することなく、安価かつ迅速に利用を開始できるというメリットがあります。

2. 環境の一元化


従来の固定長・全銀手順の通信に加え、新しいXML・JX手順による外国送金も同じ環境内で利用できるため、追加費用が発生することはありません。

3. システム運用の負担軽減


外国送金利用者がISO20022フォーマット(XML)に変換するプロセスを簡素化する計画があり、照合データの自動生成や結果データのメール通知機能の導入も予定されています。これにより、システム運用にかかる手間を軽減し、企業が持つリソースを他の重要な業務に振り向けることが可能になります。

料金プランとオンラインセミナー


「AnserDATAPORT®接続オプション」の初期料金は不要で、月次料金は100,000円(税抜)です。災害復旧オプションを利用する場合、料金は150,000円(税抜)となります。また、具体的な付加機能については、個別に相談を受け付けています。

インテックでは、ISO20022への移行についての理解を深めるため、無料のオンラインセミナーを開催します。セミナーでは、外国送金のISO20022対応とEDI基盤のBCP(事業継続計画)対策について詳しく解説される予定です。

  • - 開催日時:2024年10月10日(木)〜10月31日(金)
  • - 場所:YouTubeオンデマンド配信
  • - 参加費:無料

インテックのEDIサービス


インテックのEDIサービスは、約40年にわたる実績をもとに、企業間の受発注や請求、出荷などのデータ交換をワンストップで提供します。災害や障害に強いシステムを構築し、安心して利用できる環境を整えています。詳細については公式サイトをご覧ください。
インテックのEDIサービス詳細はこちら

会社概要


インテックは、1964年に設立され、情報化戦略の立案からシステム開発、アウトソーシングまで幅広く事業を展開しています。また、AIやRPAといった先端技術を駆使し、新たな市場の創造にも精力的に取り組んでいます。人や企業、社会をつなげ、持続可能な社会の実現に貢献する企業として、日々新しい価値の提供を目指しています。


画像1

会社情報

会社名
TIS株式会社
住所
東京都新宿区西新宿8-17-1住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。