サンクゼール財団、信州で初の助成事業を実施し19団体に支援を決定

サンクゼール財団、愛と喜びのある食卓を目指す

一般財団法人サンクゼール財団は、長野県信濃町において設立後初の助成事業「愛と喜びのある食卓づくり支援」を発表し、助成対象となる19団体を決定しました。このプロジェクトは、特に子ども食堂や生活困窮者への支援を行う団体に向けて行われるもので、地域の困難を抱える子どもたちやその家族に寄り添った活動を支援します。

活動目的と地域への思い

サンクゼール財団は、「子どもや生活困窮者への貧困対策、子ども食堂の運営、食や食育の支援を通じて、暮らしを豊かにし、希望を育む」ことを目的にこの助成事業を始めました。株式会社サンクゼールが創業した地である長野県において、地域木立を支えるための第一歩として位置付けられています。

応募数と選定結果

助成団体は、応募が殺到した中から慎重に選考を行い、最終的には16件の子ども食堂と3件の中間支援団体、合わせて19団体が選出されました。助成金の総額は2,750,000円にのぼり、各団体への支援が期待される中、これにより地域の子どもたちの生活や学びの環境がより良くなっていくことが目指されています。

助成金の詳細と団体の紹介

- 子ども食堂等: 16団体に合計1,600,000円
- 中間支援団体: 3団体に合計1,150,000円

以下の団体が今回の助成対象となりました。

1. こども宅食えんまる便: 10万円
- 所在地: 長野県長野市
- ひとり親世帯への食料配送事業を展開。
- 代表者は孤立・孤独を防ぐために取り組み、食料を通じて支援の輪を広げています。

2. 笑和はうす: 10万円
3. 認定特定非営利活動法人フードバンク信州: 50万円
- 食品の流通と配布を通じて地域貢献。

4. その他、合計19の団体が選ばれ、それぞれが地域の特性やニーズに応じた活動を行います。

今後の展望

サンクゼール財団は、この助成事業を通じて、地域の食と子ども支援の充実を図り、子どもたちが明るい未来を迎えるための力強い支援を続けていく考えです。今後、選ばれた団体のさらなる活躍と地域への貢献が期待されます。

詳細な選考結果や助成団体については、サンクゼール財団のウェブサイトに掲載されています。ぜひチェックしてみてください。令和6年度助成団体一覧はこちら。