帝都タクシーが展開する新しいスマホ連携サービスの実証実験

帝都タクシーがスマホアプリ連携サービスを開始



帝都自動車交通株式会社と株式会社むすぶが共同で、タクシー車内での新しいスマートフォン連携サービスの実施を発表しました。この取り組みは、すべてのタクシー車両にiBeaconを導入し、ユーザーに対して情報を提供することを目的としています。

実証実験の概要



実際の検証に使用されるのは、帝都自動車交通が保有する534台のタクシーで、これらの車輌はむすぶのBeacon端末を搭載します。iBeaconと呼ばれるこの技術を通じて、タクシーに乗車したスマートフォンユーザーは、プッシュ通知を受け取ることができます。この通知をきっかけにアプリを立ち上げることで、車内での時間をより有効に活用できるようになるのです。

さらに、この実証実験では新しい広告メディアとしてのBeaconの可能性も探ります。利用者にとっては、より便利なタクシーサービスが提供されるだけでなく、広告主にとっても新たなアプローチが考えられる貴重な機会となります。

検証期間と対象アプリ



実証実験は2016年1月12日から3月末までの間、東京23区内で実施されます。対象となるアプリは「善暦」というアプリの2015年版および2016年版となっていますが、今後はさらに多くのタクシー配車アプリとの連携も予定されています。

この実験によって、タクシー利用者がどのようにアプリを活用できるか、実際のデータが集まることで、今後のサービス展開に向けた貴重なインサイトを得ることができるでしょう。

会社情報



新宿区に本社を構える株式会社むすぶは、平成26年に設立された企業で、Beaconプラットフォーム事業やBeaconデバイスの開発を行っています。代表取締役の伊藤宜範氏は、「我々のBeacon技術を通じて、タクシー利用者に新しい体験を提供できることを嬉しく思います」とコメントしています。むすぶは今後、さらなる技術開発や連携を進め、より便利で次世代のサービスへと成長させていくつもりです。

この実証実験は、タクシー業界における新たな挑戦として注目されており、今後の展開にも大きな期待が寄せられています。どのような成果が得られるのか、我々も見守っていきたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社むすぶ
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル
電話番号
03-6278-9688

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