士業とAIチャットボット
2021-03-05 13:00:04

士業従事者の約7割がAIチャットボット導入希望!生産性向上のカギは定型業務の効率化

士業従事者における問い合わせ業務の実態とAIチャットボット導入の可能性



最近の調査によると、多くの士業従事者が日常業務の中で問い合わせ業務に多くの時間を費やしており、その結果として生産性の低下を感じていることが明らかになりました。この調査は、東京在住の士業従事者106名を対象に、2021年2月に実施されたものです。

問い合わせ業務が業務量の大部分を占める



「あなたの事務所では、業務においてどの程度問い合わせ業務が全体の業務量を占めていますか?」という問いに対し、「1%~9%」が20.8%、「10%~19%」が17.9%という結果が得られました。特に「30%~39%」の範囲に属すると回答した人も15.1%おり、全体的に見ると多くの士業従事者が業務の相当部分を問い合わせ業務に割いていることがわかります。

定型的な質問への対応に課題



さらに、問い合わせが定型的なものであると感じている士業従事者は64.2%に達しました。特に「経理処理関連」の問い合わせが最も多く、50.8%の人が定型的だと考えていました。その他にも、「事務所のサービスの費用」や「契約書関連」なども多く挙げられており、士業従事者は単調な問いに時間を消費していることが示されています。

生産性への影響とAI導入の希望



問い合わせ業務に時間をとられて生産性が落ちていると感じる士業従事者は68.9%にのぼりました。この結果を受けて、「AIチャットボットを導入して問い合わせを効率化したい」と考える人が73.8%にも達したことは注目すべき点です。調査に回答した人たちは、問い合わせ業務の削減や業務スピードの向上を期待しています。

AIチャットボット導入の理由は明確



AIチャットボットを導入したい理由としては、71.0%が「問い合わせ業務量が削減されるため」と回答しており、これが最も多い意見でした。次いで61.3%が「業務スピードが向上するため」、35.5%が「質問の答えを探す手間がなくなるため」と続きます。これらの結果から、AI技術が士業従事者の業務負担を軽減する手段として期待されていることが伺えます。

まとめ



以上の調査結果から、問い合わせ業務が士業従事者にとって重要な課題であることが浮き彫りになりました。AIチャットボットの導入が、こうした定型業務の解決策として検討されていることは、今後の業務の効率化に貢献するかもしれません。AI技術は今後も進化が期待されており、問い合わせ業務の負担を軽減することで、士業従事者がより専門的な業務に集中し、クライアントのニーズに応えることが可能になるでしょう。

会社概要



この調査を実施したのは、アローサル・テクノロジー株式会社です。東京都港区に拠点を置き、AIインテグレーションやプロダクト開発を行っています。弁護士や税理士などの士業従事者がより充実した業務を行えるよう、今後も役立つ技術を提供し続けることでしょう。

会社情報

会社名
アローサル・テクノロジー株式会社
住所
東京都港区北青山2-7-20 第2猪瀬ビル2F
電話番号
03-4400-1287

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