つわり経験の実態
2025-03-17 11:36:20

妊婦の84.7%がつわりを経験 - 雪印ビーンスタークの調査結果

妊婦の84.7%がつわりを経験 - 雪印ビーンスタークの調査結果



雪印メグミルクグループ傘下の雪印ビーンスターク株式会社は、妊娠と仕事に関する意識調査を実施しました。この調査は、メンバーズクラブ「まめコミ」の会員3466名を対象に、2024年11月26日から12月2日まで行われました。その結果、妊娠中の84.7%がつわりを経験していることが明らかになりました。

つわりの症状とその影響


調査によると、つわりの症状としてもっとも多いのは「眠気やだるさ」であり、次いで「食べづわり」や「においが気になる」という報告がありました。つわりの始まりや終わりのタイミングには大きな個人差があり、一般的には妊娠5週目から10週目にかけて辛い時期を迎える傾向があります。

つわりに伴って、産婦人科を受診した妊婦は22.9%にとどまり、受診しなかった理由としては、「生活や仕事に多少の支障があったが我慢できた」「改善しないと思った」などが挙げられました。また、受診した妊婦へのアドバイスは、「休み時間を増やす」「食事の工夫」「葉酸の摂取」が多く、意外にも「ビタミンB6」の摂取に関するアドバイスは少なかったとのことです。

妊娠中の仕事との両立


つわりによって生活や仕事に支障が出たとの回答は、68.8%に達しました。そのうち、2.7%は入院を余儀なくされたといいます。妊娠初期には早めに上司に相談し、同僚には安定期に入ってから伝えるという傾向が見られました。上司には「つわりで体調が悪化したため」「職場に迷惑をかける可能性があったから」といった理由で情報共有されていました。

妊娠期の不安感と母健連絡カード


妊娠がわかったときの生活や仕事の変化に対して不安を感じる割合は60.9%で、妊産婦にとって心配な要素が多いことがわかります。また、「母健連絡カード」の認知度は67.2%である一方、実際にカードを受け取った割合は22.6%と低い結果になりました。実際にカードを受け取った人のうち、52.3%がつわりに悩んでおり、妊娠悪阻や子宮収縮の症状を訴える方も少なくなかったとのことです。

医療従事者からのメッセージ


マミーズクリニックのちとせ院長、島田茂樹先生は「つわりは多くの妊婦に見られる症状の一つであっても、重要な健康のサインです。体調の変化には敏感になり、必要な時は医師に相談することが大切です」と述べています。妊婦の健康を守るために、事前に相談することが重要です。

雪印ビーンスタークの支援に向けて


雪印ビーンスタークは、つわりに苦しむ方々のサポートに取り組んでおり、「つわりサポーター」として情報提供を行っています。また同社は、70年以上にわたる母乳研究を基に、育児に役立つ商品やサービスを展開し、妊娠・出産・育児を支える活動を続けています。さらなる詳細は公式ホームページ(雪印ビーンスターク)をご覧ください。


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会社情報

会社名
雪印ビーンスターク株式会社
住所
新宿区 四谷本塩町 5-1
電話番号
03-3226-2133

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