中国人民大学の訪問団が岡山大学を訪問
2025年10月6日、岡山市北区に本部を置く国立大学法人岡山大学に、中国人民大学の訪問団が到着しました。訪問団は張東剛党委書記を中心としたメンバーで構成され、岡山大学の那須保友学長と懇談の場を持ちました。
交流の歩み
岡山大学と中国人民大学は、2010年からの交流を重ねており、その源は学術協力にあります。特に、環境生命自然科学研究科と提携した同大学の化学科との関係は長い歴史を有しています。今回の表敬訪問は、両大学が築いてきた信頼と友好の絆を一層強化する機会となりました。
訪問の意義
張党委書記は、かつて中国人民大学の初代学長が岡山大学の前身である旧制第六高等学校に留学したことに触れ、岡山との深い関係に期待を寄せました。この歴史的背景は、両大学の未来の地域交流をさらに豊かにする資源となるでしょう。
共通のビジョン
訪問中、双方は文理融合の分野での共同プログラムや学生の短期研修に関する意見を交わしました。具体的な交流の可能性としては、研究セミナーや共同研究、文化交流などを検討することで、両大学の結びつきを強化する機会を創出しています。那須学長は、訪問に対する感謝の意を表しつつ、今後も協力関係を更に発展させていく意向を示しました。
未来への期待
今回の表敬訪問を視野に入れ、岡山大学と中国人民大学の国際交流はより深まることが期待されています。これにより、地域に根差した教育研究の推進と、国際的な視点からの研究活動が一層活発化するでしょう。
岡山大学は、「持続可能な開発目標(SDGs)」を支持し、地域中核の研究大学としての役割を果たしています。これからの活動など、岡山大学の取り組みにもご注目ください。
記念品の交換や集合写真
表敬訪問後、記念品の交換が行われ、両大学の友好的な関係を象徴する瞬間となりました。また、訪問団のメンバーと岡山大学の代表者たちが集合写真を撮影し、親交を深めました。
これから両大学の交流がどのように展開していくのか、期待が高まります。国際的な関係の構築を通して、岡山大学が地域社会や世界に貢献する活動を引き続き支援していく姿勢が求められています。