フリー株式会社が導入する次世代型採用管理システム
フリー株式会社は、ウォンテッドリー社が提供する「Wantedly Hire」を採用業務に取り入れました。これは次世代型の採用管理システムであり、業務の効率化を目指しています。少子化や働き方の変化により、企業にとって人材採用の難易度が増す中、同社がどのように効果を上げているのかを探ります。
Wantedly Hire導入の背景
フリー株式会社の中途採用担当、飯山莉沙さんは、このシステムを導入した理由について「当社の業務アプリケーションとの親和性が高いこと、また自動日程調整機能が搭載されている点が魅力だった」と語ります。このように便利な機能があれば、業務を円滑にするだけでなく、高品質な人材を確保するための選考プロセスもスムーズになるでしょう。
「Wantedly Hireは、採用活動におけるすべての工程を効率化することができると思っています。特に、自動日程調整機能は、多くの日取りを調整する際の手間を大幅に削減してくれるでしょう」とも述べています。これにより、採用担当者は本来の業務に集中しやすくなり、選考スピードも向上することが期待されています。
システムの特長と機能
「Wantedly Hire」は、採用プロセスの半自動化を実現し、選考スピードを向上させることに特化しています。特に、採用基準を標準化することで、構造化面接にも対応しやすくなっています。飯山さんは、この評価項目の設計によって、選考から入社後の活躍に至るまでの一貫性が生まれることを期待しています。
また、候補者情報や選考状況はシステム内で一元管理され、効率的に選考を進められる点も魅力です。さらに求職者の選別や選考プロセスの改善に役立つ機能が組み込まれており、企業にとって優秀な人材を見つけやすくしています。
プランの選択肢
「Wantedly Hire」は、システムで管理できるデータ数や連携可能な採用媒体の数に応じた4つのプランが用意されています。「エッセンシャル」、「グロース」、「プロフェッショナル」、「エンタプライズ」といった各プランは、企業の状況に合わせた利用を可能にします。
ウォンテッドリー社のビジョン
ウォンテッドリー株式会社は、ビジネスSNS「Wantedly」を提供し、適材適所の実現を目指しています。2012年のサービスリリース以来、42,000社の登録企業と420万人以上の個人ユーザーを誇ります。採用管理システムの導入は、その取り組みの一環であり、企業が適切な人材を見つける手助けをしています。
同社は「はたらくすべての人のインフラ」となることを目指し、採用から入社後の従業員の定着、活躍に至るまで、幅広いサービスを展開しています。フリー株式会社は、「Wantedly Hire」を通じて、他の採用管理システムにはない独自の機能や操作性を導入し、効率的な採用活動を進化させることに期待を寄せています。
今後、このシステムがどのように進化し、フリー株式会社がどのような成果を上げるのか、ますます注目が集まります。