アーティストSASAMANAの新たな挑戦
2025年4月4日、アーティストでデザイナーのSASAMANAによる初の作品集『Art on Toast 静かな生きもの』が株式会社コンセントから発行されます。アートやクリエイティブに興味がある方にとって、見逃せない1冊です。本書では、食材を用いたユニークなアート作品《Art on Toast》の魅力を存分に感じることができるでしょう。
食材をキャンバスにしたアート
SASAMANAが創り出す《Art on Toast》は、食材を静かな生きものと捉え、その個性を探求する作品です。2020年の春、外出自粛の中でふと感じたマーケットの食材への息づかいが創作のきっかけとなりました。食材をあたかも初めて出会ったかのように見つめ、その魅力を発見することで、焼き上がりのプロセスや食感、香りと末消えていく瞬間までを表現するアートとして発信します。
そのプロセスを通じて、SASAMANAは「食材は静かな生きもの」という視点を確立し、数百枚の作品を生み出してきました。それぞれの食材が放つ個性とアーティストの感性が融合した作品に、多くのメディアも注目。国内外からの反響が寄せられ、企業とのコラボレーション企画も生まれています。
初の作品集の発売を祝うイベント
この作品集の発売を記念して、2025年4月1日(火)に代官山 蔦屋書店でトークイベントが開催されます。著者SASAMANAとブックデザインを担当した脇田あすか氏が、作品集に込めた思いやクリエイティブな活動の秘話を語ります。両者は学生時代からの友人であり、日常の感性をどのように育んでいるのかについても触れる予定です。
特に、『Art on Toast』のタイトルにもある「静かな生きもの」は、SASAMANAが日常生活に潜む美しさをどのように捉えるかを示しており、観客が日々の中で感じるインスピレーションに繋がることでしょう。
作品集の内容と購入方法
作品集『Art on Toast 静かな生きもの』は、B5判変型上製で192ページ。価格は5,000円(税別)で、Amazonや楽天ブックスにて購入可能です。アートやクリエイティブに関心のある方々には、ぜひ手に取っていただきたい内容となっています。
さらに、トークイベントはオフラインとオンラインで同時開催。来店参加にはチケットが必要ですが、オンライン視聴も可能です。イベントへの参加は、蔦屋書店のイベントチケット予約サービスを通じて行えますので、詳細は公式サイトで確認してください。
まとめ
『Art on Toast 静かな生きもの』は、SASAMANAの約5年間の感性の変遷が反映された作品集です。食材と共に生きるアートの世界を感じ取り、日常の中に潜む美しさを再認識するきっかけになるでしょう。アートに関心がある方はもちろん、日常の中での気づきを深めたい方にもおすすめです。