伯東とEdgeCortix、エッジAIの新たな時代を切り拓く
伯東株式会社は、神奈川県に本社を置くファブレスAI半導体企業、EdgeCortix株式会社と販売代理店契約を結んだ。この契約により、伯東はEdgeCortixが提供するエッジAI向けのハードウェアやソフトウェアフレームワークを日本国内で販売し、さらには技術支援を提供できるようになります。
提携の背景
近年、生成AIを含む様々なAI技術の進展により、産業機器やロボティクス、自動車、通信機器、社会インフラなど幅広い分野でAIの活用が進んでいます。こうした製品においては、長期間にわたって安定した供給が求められるだけでなく、変化するAIモデルやアルゴリズムに対しても柔軟に対応できる開発基盤が重要です。しかし、特定のAIモデルや演算手法に依存した設計では、新たな技術に対応することが難しくなります。
このようなニーズに対応するため、ハードウェアとソフトウェアを一体的に活用できるエッジAIプラットフォームが求められています。EdgeCortixが提供するプラットフォームは、AIアクセラレータ「SAKURA-II」と、MERA™コンパイラ、ソフトウェアフレームワークを組み合わせたものです。
EdgeCortix社プラットフォームの特長
EdgeCortix社の「SAKURA-II」は、8Wの標準消費電力で最大60TOPSのAI演算性能を誇ります。このプラットフォームは、独自のDynamic Neural Accelerator®(DNA)アーキテクチャを用い、画像認識をはじめとするコンピュータビジョン、さらには大規模言語モデル(LLM)や生成AIワークロード全般に対応した設計がされています。
さらに、SAKURA-IIは米国国防イノベーションユニット(DIU)や米空軍とのプロジェクトでも評価を受けており、AI性能の実証実験が行われています。また、NASAによる放射線耐性評価も実施されており、技術的な成熟度が確認されています。
取り扱い製品・技術
伯東が取り扱う製品は以下の通りです。
- - SAKURA-II AIアクセラレータ
- - SAKURA-II搭載のM.2モジュール、PCIeカードおよび開発・評価システム
- - MERA™コンパイラおよびソフトウェアフレームワーク
今後の展開
伯東は、自社の強みを生かして、車載、産業機器、光通信、データセンターインフラ市場における顧客基盤を活かし、EdgeCortixのAI技術を商業展開に向けたサポートを実施します。また、技術教育やトレーニング、評価環境の提供を通して、顧客の技術力向上にも力を入れています。
さらに、国内外の技術パートナーと連携し、AIモデルの適用検討からシステム設計、量産導入に向けた技術サービスを行うことで、長期運用が求められる組込み製品へのエッジAI実装促進を目指します。
こうした取り組みによって、日本国内の産業分野でのAI活用を促進し、新たな事業機会を生み出すことが狙いです。詳細については、伯東株式会社の公式ウェブサイトでご確認ください。
伯東株式会社ウェブサイト
伯東は1953年の創業以来、革新的な情報を迅速に提供し、顧客満足とテクノロジーの進化を目指してまいりました。今後とも、先進技術を駆使し、最適なソリューションをお客様にお届けすることを通じて、さらなる発展を目指していきます。