建設業界の人手不足を解消するオンラインアウトソーシングサービスを発表

新サービスの誕生

建設業界における重要な課題、すなわち人手不足と業務効率化を目的としたオンラインアウトソーシングサービス「Remote Tasker 建設事務」が7月からスタートします。このサービスは、パーソルテンプスタッフ株式会社によって展開され、特に建設現場での事務作業をサポートすることを目指しています。2023年時点で、建設業従事者の高齢化が進んでおり、特に55歳以上の従業者が約37%を占めるという現実があります。このため、若手の人材確保と育成が急務となっているのが現状です。さらに、業界特有の事務職の採用難と業務負担の増加も問題として挙げられます。このような社会的な背景が、「Remote Tasker 建設事務」の導入を後押ししています。

Remote Taskerの内容と特長

「Remote Tasker 建設事務」では、専門性の高いサポーターが遠隔で事務作業を行い、建設現場の担当者が直面する課題を軽減します。具体的には、次のようなノンコア業務に対してサポートを提供します：

- グリーンファイルの作成と管理
- 各種安全書類の作成
- 工事写真の整理や議事録作成
- パワーポイント資料の作成
- 工数整理やアンケート集計
- 竣工書類の作成

業務の立ち上げから納品まで、コンシェルジュがサポートを行うため、現場担当者の業務負担は大幅に軽減されます。また、業務効率化を促進し、通常月20時間という柔軟な工数調整が可能です。これにより、採用の手間を省き、最短で1週間の間にサービスを開始できます。

セミナー開催のお知らせ

この新サービスの開始を記念して、8月7日（火）には企業向けの無料セミナーと個別相談会が開催されます。このイベントでは、建設業界が直面する人材不足についての情報共有や、「Remote Tasker 建設事務」の具体的な導入事例も紹介される予定です。また、参加するには事前の登録が必要で、オンラインでの実施となりますので、自宅やオフィスから気軽に参加できます。