講談社が、世界に「物語」を届ける映像クリエイターを募集するコンテスト「KODANSHA BRANDED FILM CONTEST」を開催することを発表した。
このコンテストは、講談社のパーパスである「Inspire Impossible Stories」を体現する、想像を超えたブランデッドフィルムの企画・制作を募集するもの。講談社は、出版活動を通して培ってきた「物語」の力を、映像という新たな表現方法で世界に発信したいと考えている。
応募資格は、個人、法人、任意団体を問わず、誰でも参加可能。実写、アニメ、CGなど、形式やジャンルは自由だ。ただし、講談社のパーパスを体現し、15秒、30秒、90秒尺を想定した企画である必要がある。
最優秀企画には、制作予算として最大3,000万円(講談社全額負担)に加え、賞金300万円が贈呈される。さらに、講談社担当編集者が映像制作の完成までサポートするため、質の高い作品作りを支援する。
応募期間は2024年7月1日から9月30日まで。書類審査、面談審査を経て、2025年1月に最優秀企画が決定する。受賞作品は、2025年秋に完成予定だ。
今回のコンテストは、講談社が新たなクリエイターとのコラボレーションを積極的に推進していく姿勢を示すものと言える。講談社が持つ豊富なコンテンツと、映像クリエイターの創造性を掛け合わせることで、これまで以上に魅力的な「物語」が誕生する可能性を秘めている。
応募希望者は、企画書、経歴書、Vコン、絵コンテ、または完成映像をビジュアルで把握できる資料を提出する必要がある。詳細な応募要項は、KODANSHA BRANDED FILM CONTEST特設サイトで確認できる。