YKK AP社の窓開閉サポート部品がキッズデザイン賞を受賞

YKK AP社の窓開閉サポート部品が特別賞を受賞

YKK AP株式会社は、子どもたちの安全と安心を考慮した新しい製品が評価され、特別賞である「審査委員長特別賞」を受賞しました。この受賞対象となったのは、窓の開閉作業における負担を軽減するために開発された「APW 331/APW 431 サポートハンドルサポート引手」です。

受賞の背景

このサポート部品は、窓の性能向上に伴う重量化の課題に着目し、複層ガラスや改良された気密性を持つ窓を容易に操作できるように設計されています。特に、テラス窓や大きな窓の開閉時における重さを軽減するための工夫が随所に施されています。

商品の特徴

- ユニバーサルデザイン: ハンドルの形状や大きさは、子どもから高齢者まで使いやすいようにデザインされています。特に、手に馴染みやすい握り具合や、後からの取り付けが可能という点が評価されています。
- 力を軽減する仕組み: 具体的には、窓の開閉に際して最も力が必要な初動をサポートする仕組みがあり、窓を押し出す際に、「てこの原理」を活用して必要な力を45～50％軽減します。
- 後付けの幅広い対応: 従来は新築のオプションとして選ぶものでしたが、既存の窓にも後付け可能な仕様に進化しています。

安全性と安心感を提供する取り組み

今回のキッズデザイン賞での受賞は、YKK APが持つこどもを含む多世代が安心して使用できる製品作りに対する姿勢が広く認められた証です。製品は、特に子どもを抱っこしながら洗濯物を取り込むといった日常的なシーンでの便利さに寄与します。

YKK APは今後も、子育てに配慮した商品を提案し、安心して使い続けられる社会づくりに寄与していく所存です。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、2007年に設立され、「子どもが安全に暮らせる環境」「創造性豊かな育成」「親が子どもを産み育てやすい社会の実現」をテーマに、さまざまな製品やサービスを評価する賞です。
子供向けだけでなく、大人向けでも子育てへの配慮がなされているデザインが対象となります。

詳しい商品情報やお問合せについては、YKK APの公式ウェブサイトをご覧ください。この新しい製品は、皆さんの日常生活に役立つものとなるでしょう。