アサヒナガストロノーム、開業の背景と魅力
2018年10月中旬に東京都中央区の日本橋兜町にオープンした「アサヒナガストロノーム」は、料理界の巨星ジョエル・ロブションの愛弟子である朝比奈悟氏が手掛ける新たなレストランです。約13年間、ロブション氏のもとで培った技術と経験を基に、彼の哲学を受け継いだ料理を楽しむことができます。
フランス料理の新たな表現
朝比奈氏が提供する料理は、伝統的なフランス料理に現代的なエッセンスを加えたものです。ミシュラン二つ星を7年間維持してきた背景もあり、上質な食材を用いた高い技術力が光ります。このレストランでは、美味しい料理と共に、厳選されたワインを楽しむことができ、各料理にマッチしたペアリングが魅力の一つです。
店内は約35席のコンパクトな空間とし、洗練されたオシャレさを感じるインテリアが特徴です。「not too modern-not too classic」というテーマのもと、スタイリッシュでありながらも、居心地の良さを損なわない落ち着いた雰囲気を演出しています。そのため、特別な日のディナーやビジネスシーンでも使いやすい空間になっています。
注目されるアートディレクション
注目すべきは、世界的に有名なアートディレクター、マルセル・ワンダース氏がプロデュースしたカトラリーやプレザンタッション、ライティングです。これにより、料理の提供がより一層ユニークで特別なものに感じられます。視覚と味覚の両方で楽しむことができ、美食家にとって忘れられない体験を提供することを目指しています。
世界を迎え入れる日本橋
アサヒナガストロノームは、日本橋兜町に位置しています。このエリアは金融の中心地であり、国家戦略特区としても知られています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えて、多くのインバウンド訪問者が見込まれています。このような国際的な流れの中で、最高のホスピタリティを提供し、訪れる国際的な美食家たちを魅了することがアサヒナガストロノームの目標です。
情報共有の場
営業情報や新しいメニューについては、公式サイト、Facebook、InstagramなどのSNSで随時発表されています。いち早く情報を手に入れたい方は、ぜひチェックしてみてください。
朝比奈悟氏の経歴
朝比奈悟氏は、1991年に横浜グランドインターコンチネンタルホテルに入社し、2004年にはロブション氏のもとで副料理長として活躍しました。ミシュラン二つ星を持つ「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」では料理長を務め、数々の受賞歴を持ち、フランス料理における大きな影響を与えた人物です。彼の料理哲学は、フランス料理の枠を超え、世界中の食通たちに愛されるものとなるでしょう。
このような素晴らしいレストラン「アサヒナガストロノーム」は、これからの日本の食文化を牽引する存在となるに違いありません。ぜひ一度足を運んでみて、その魅力を体験していただきたいです。