100年の歴史を紡ぐ煤竹細工の特別販売
竹材専業メーカー、竹虎(株式会社山岸竹材店)は、創業から125年以上の歴史を持つ老舗で、竹材や竹製品の製造卸業において多くの顧客から支持を受けています。今回、特別な取り組みとして、YouTube上での煤竹細工の特別販売を行います。この企画では、希少な煤竹を使用した魅力的な商品を特別価格で提供し、これまで以上に多くの人々にその独自の美しさを体験してもらいたいと考えています。
煤竹とは?
煤竹は、古い日本の家屋に見られる囲炉裏の煙で燻された竹を指し、100年から200年という長い年月を経て形作られた素材です。この長い年月の中で、竹は自然と色づき、独特の茶褐色の美しさを伴うものとなります。特に、屋根裏に張り巡らされた竹の梁が長時間燻されることで、色合いが深まっていく様子は、まさに“時間が磨いた芸術品”として非常に貴重です。
現代の住宅様式では囲炉裏を持つ家はほとんどなく、煤竹を手に入れることは非常に難しくなりました。ましてや、古民家の解体から得られる煤竹も、工芸品として利用できる状態のものはごくわずか。その貴重さゆえに、煤竹を使用した竹細工は特に価値が高いとされています。
特別販売の品々
本販売企画では、「煤竹茶杓入れ」や「煤竹線香入れ」といった日常生活で役立つアイテムから、「筏花入」や「通仙棚」「煤竹壁掛(白雲斎)」といった芸術的な工芸品まで、幅広く取り揃えています。竹虎店舗にも展示されていた中から厳選した品々をお届けします。
すべての煤竹製品は国産で、日本の職人たちによって丁寧に作られています。煤竹の持つ特性を生かすため、磨きや仕上げにも非常に手間をかけています。炙り出された油分が表面にじわりと出て、磨かれることで深い色合いと艶が蘇ります。職人たちの熟練した技が、煤竹細工の持つ魅力をより引き立てています。
煤竹の魅力
茶道の世界では、煤竹は長い間大切に扱われてきた素材です。その静かな存在感と自然の造形美が、現代の暮らしに新たな空気感をもたらします。煤竹はただ飾るだけでなく、実際に使い込むことで味わいが深まり、愛着が生まれます。
一つとして同じものがない、唯一無二の竹細工たちが揃う今回の特別販売。特別価格での案内ですので、興味のある方はお早めにご覧ください。貴重な機会をお見逃しなく!
販売情報
販売開始日:2025年4月11日(金)より
価格:1,100円(税込)~
※その他の詳細や商品のリンクについては、
竹虎のウェブサイトをご覧ください。
また、他には「煤竹水指」や「竹枠角窓本煤」を通常価格よりも大幅に割引した特別価格で販売中です。
会社情報
竹虎株式会社山岸竹材店の本社は、高知県須崎市にあり、同社は虎斑竹や竹細工の製品を長年にわたり製造・卸・販売を行っています。竹虎は地域にも貢献し、多数の賞を受賞しています。詳細は
こちらからご覧ください。