国産木材の新たな可能性を探る『WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD』開催

国産木材の新たな可能性を探る『WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD』

東京都立産業貿易センターで、国産木材をテーマにした展示商談会『WOOD COLLECTION 2022 JAPAN ReWOOD』が、2022年8月24日から26日までの3日間にわたり開催されます。このイベントでは、土地の特性を活かした多様な木材製品が一堂に集まる機会となっており、特に国産木材の価値再発見を目的としています。

国産木材の重要性

都市部での木材の利用が盛んな東京都では、国産木材の利用促進が早くから重視されてきました。この地域では、多摩産材を含む日本各地の地域材を活用したさまざまな木材製品が注目を受けています。毎年開催される「WOOD コレクション（モクコレ）」でも、多くの企業や団体が参加し、木材の可能性を探求する機会を提供しています。

最近の「ウッドショック」と呼ばれる世界的な木材不足やロシアとの輸出入禁止措置の影響により、木材価格が高騰していますが、それと同時に国産木材への需要が高まっています。このような環境の変化を踏まえ、国産木材の新たな価値創造とその活用の幅広い可能性が期待されています。

記事の見どころ

この展示商談会には、東京都および全国の道県から約65社が出展し、多様な国産木材の魅力を紹介します。建築資材や家具、雑貨など、さまざまなジャンルの木材製品が並び、訪れる人たちに新たな発見を促します。

さらに、木材業界の専門家によるセミナーも開催され、参加者は国産木材の未来に関する洞察を得ることができます。たとえば、内海彩氏や赤堀楠雄氏の講演が予定されているほか、交流を深めるための商談コーナーも設置されるため、ビジネスパートナーとの出会いの場としても機能します。