建設現場の課題解決へ!安藤ハザマ、Arch、MAMORIOが共同で位置情報検出システムの実証試験を開始
建設現場では、数千点にも及ぶレンタル資機材の管理が大きな課題となっています。従来の紙ベースの管理では、資材の所在確認や紛失に時間がかかり、作業効率の低下やコスト増につながっていました。
この課題解決を目指し、安藤ハザマ株式会社、株式会社Arch、MAMORIO株式会社の3社は、レンタル機器の位置情報検出システムの実証試験を開始しました。本システムは、Archが提供する建設機械の管理をデジタル化する「Archレンタルプラットフォーム」と、MAMORIOが提供する位置情報検出端末「MAMORIO Biz Plus for 現場」を連携させることで、建設現場における資機材の所在管理を効率化します。
システムの特徴
本システムは、以下の特徴を持ち、建設現場の効率化に貢献します。
リアルタイムな位置情報把握: MAMORIO端末を資機材に取り付けることで、スマートフォンの位置情報機能と連携し、リアルタイムに資材の位置を確認できます。
大幅な時間短縮: 従来の探し時間や紛失による時間のロスを大幅に削減し、作業効率を向上させます。
コスト削減: 資材の紛失防止や重複注文の防止により、コスト削減に貢献します。
実証試験の内容
今回の実証試験では、安藤ハザマのナレッジと実証フィールドを活用し、「Archレンタルプラットフォーム」とMAMORIO端末を連携させ、現場における実用性を検証します。
3社の取り組み
安藤ハザマ: 建設現場における課題解決のための技術開発と実証フィールドを提供
Arch: 建設機械の管理をデジタル化する「Archレンタルプラットフォーム」を提供
MAMORIO: 位置情報検出端末「MAMORIO Biz Plus for 現場」を提供
今後の展望
3社は、本実証試験を通して、システムの有効性を検証し、さらなる機能向上を目指します。将来的には、建設現場だけでなく、様々な業界での活用を視野に入れ、更なる社会貢献を目指しています。
各社の概要
安藤ハザマ株式会社
本社: 東京都港区
代表取締役社長: 国谷 一彦
事業内容: 土木、建築、不動産、建設コンサルタント
株式会社Arch
本社: 大阪府大阪市
代表取締役: 松枝 直
事業内容: 建設業、建機レンタル業向けデジタルサービスの開発・提供
MAMORIO株式会社
本社: 東京都千代田区
代表取締役: 増木 大己
事業内容: 「MAMORIO」「MAMORIO Biz」の開発・販売、ポータルサイト「落し物ドットコム」の運営