株式会社ウィルオブ・ワークとポケトークが協業、外国籍人材支援を強化へ

株式会社ウィルオブ・ワークとポケトークの協業

外国籍人材活用の現状

昨今、日本は深刻な人手不足に直面しており、特にITエンジニア分野では、優れた外国籍人材の採用が急務となっています。これにより多くの企業が、外国籍の人材を受け入れることに積極的になっています。しかしながら、日本語でのコミュニケーションが課題となり、多くの企業が「言語の壁」を理由に採用を躊躇しています。

協業の背景

そんな中、株式会社ウィルオブ・ワーク（以下、ウィルオブ・ワーク）とポケトーク株式会社（以下、ポケトーク）は、このような課題を解決するべく手を組みました。ウィルオブ・ワークは日本全国で総合人材サービスを展開しており、特にITエンジニアに特化したテックキャリア事業部が成長を続けています。この事業部が支援する企業に対し、コミュニケーションを支援するためのソリューションとして、ポケトークの導入を促進することが目的です。

協業の内容

具体的には、ウィルオブ・ワークとポケトークの協業は、外国籍人材の「受け入れ」「活用」「定着」をテーマに様々な活動を行います。ポケトークの導入に加え、外国籍人材の活用に関する情報提供や、イベントを共同開催するなど、幅広い施策を展開することとなります。この取り組みは、外国籍人材がより円滑に日本のビジネス環境で活躍できるよう支援するものです。

ポケトークの特徴

ポケトークが提供するAI通訳機「ポケトークS2」は、91言語の音声・テキスト翻訳が可能で、特にビジネスシーンでの「言葉の壁」を取り払うために設計されています。2024年10月に販売を開始した最新機種で、Wi-Fiがない状態でも使用できる機能が追加され、170以上の国と地域でモバイル通信が可能になります。これにより、海外でのビジネス交流もスムーズに行えます。

バッテリーの持続時間も改善されており、あらゆるシーンでの利用が可能です。さらに、ポケトークは「ポケトークアナリティクス」との連携により、セキュリティ面も強化されています。これにより、個人利用だけでなく、企業や自治体での活用も見込まれています。