新卒採用における求職者の情報収集行動を分析した2026年版レポート
株式会社OTOGIが実施した新卒採用に関するアンケート調査が、2026年卒・2027年卒の大学生429名を対象に行われ、その結果が公開されました。この調査では、学生がどのように情報を集め、どのタイミングで企業に応募するかという実態に迫ります。近年、有効求人倍率が高止まりしている中、求職者の就職活動における情報収集行動は変化しつつあります。企業が求める優秀な人材の確保が難しくなる中、OTOGIはその重要性を認識し、具体的なデータを収集しました。
調査の背景と概要
調査の対象となったのは、2026年卒および2027年卒の大学生であり、調査が行われたのは2025年12月です。具体的には、4年制大学や大学院に在籍する学生を対象とし、アイブリッジ社の『Freeasy』を用いたインターネットリサーチでデータを集めました。調査結果には数々の興味深いトピックスが含まれており、これからの採用活動における戦略に影響を与える内容を明らかにしています。
主な調査結果
1.
情報収集行動の実態
調査結果では、半数以上の学生(51.28%)が企業に応募する前に、その企業の採用サイトやSNSを通じて情報を収集していることが判明。友人や家族と相談してから応募を決める学生も15.38%おり、周囲の影響も大いに考慮すべき点です。
2.
応募から選考までの情報収集
応募後の選考期間中でも、約71.8%の学生が採用サイトやオウンドメディアに「2回以上」アクセスしており、このことから企業は自身の魅力をより詳しく伝える必要があると示されています。学生たちは表面的な情報だけでなく、実務や社風についての詳細を求める傾向があります。
3.
企業理解のための情報提供の重要性
選考中に面接以外の方法で企業情報を提供された経験がある学生は43.59%と、一定数の学生が情報提供を受けていました。このことは、企業側でも情報発信の重要性が認識されつつあることを示しています。
4.
志望度の向上に寄与する情報
学生の7割以上が、面接以外での情報提供を受けることで志望度が向上したと回答しており、特にコンテンツの視覚的情報(動画や記事など)が重要な役割を果たしていることがわかります。
5.
求められるコンテンツの多様性
応募の前、選考中、内定後を通じて学生から特に高い関心が寄せられているのは「働き方や職場環境」に関するコンテンツであることも明らかになりました。さらに、学生個々のニーズに合わせた情報整備が求められていることが示されています。
まとめ
この調査からは、学生の求職活動のスタイルが変わりつつあることが浮き彫りになりました。企業は今後、求職者がどのように情報を集め、意思決定を行っているのかを理解し、適切なコンテンツを提供することが不可欠です。OTOGIは、これらのデータをもとに採用広報の支援を行い、企業と求職者の最適なマッチングを実現していくことを目指しています。
さらなる情報
調査の詳細やデータは、OTOGIの自社メディア『採用広報ラボ』にて公開されており、自由に転載・引用することが可能です。興味のある方はぜひご確認ください。